【JR路線を使わず路線バスで四国を横断!】私鉄・ローカル路線バス・フェリーで東京→熊本を移動 JR禁止の旅 第4夜

旅行

企画概要・前回のあらすじ

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東京から熊本にある天草・崎津教会まで私鉄・路線バス・寝台設備のないフェリーで乗り継いで移動するJR禁止の旅

ルールとしてはJR路線・高速道路を走行する

高速バス・飛行機・寝台設備のあるフェリーの乗車は一切禁止!

それを東京駅から熊本県天草市にある崎津教会までの全行程7日間執り行います。
普段とは異なる移動で四苦八苦しました。

豊橋駅から名鉄・近鉄・阪神・山陽と私鉄路線が続く私鉄王国・関西に到達した筆者ゆうひ

鉄道の速度の速さに感動を覚えながら移動していき、姫路港にて小豆島行きのフェリーに乗船し、本州を離れ四国へ

風光明媚な小豆島に到着したが一切の観光をせず、そのまま香川の県庁所在地 高松へ

ここからどう西へ移動していくのかをご覧あれ


香川はJRより琴電とバス移動のほうが安い


おはようございます。
ただいま 琴電の瓦町駅にいます。

先ほどまで駅前にある快活クラブで宿泊をしていました。
前まで快活クラブで一夜を過ごすときは横になれる席で一番安いフラットシートのブースを選択していたのですが、
最近、より神経質になったせいか全然寝られないし、周囲にいびきマンがいると一睡もできないということがありました。


かつて京王線を走っていた5000系が琴電で使用されています。


のどかな車窓が続く


香川はため池が多い


1時間ほど乗車して琴電琴平駅に到着しました。
ここからちょっと離れているJR琴平駅に移動します。


琴平駅 9:45 →観音寺駅 11:13
これから四国を横断していくので松山へ向かうことになります。
私鉄路線がないのでバスで乗り継ぎとなるのですが、
香川県と愛媛県の県境までコミュニティバスを利用しての移動となります。

ひとまずコミュニティバスで観音寺駅を目指します。

三豊市コミュニティバスに乗車
コミュニティバスなので運賃は一律100円という破格の安さです。
ただ利用客は地元の人なので大荷物を持っている筆者ゆうひは
浮いていました(笑)

9時45分発なのですが45分になる前にバスは発車しました。
ちっと出発するの早くない? と違和感に思いました。

ただこの違和感が正しかったことを40分後に知ることになります。


香川は田んぼと池が多いですね

やがてバスは山本庁舎に到着しましたが
ここで「観音寺駅方面の乗り換えはこちらでお願いします」とのアナウンスがありました。

あれ?このままこのバスに乗っていたら観音寺に行くんじゃないのか?
と疑問に思ったので運転手さんに問いかけてみると
このバスは観音寺駅には行かんよ と答えが返ってきました。

???とはてなマークが浮かびまくりました。
観音寺駅方面に行くバスがあるのならここで降りるしかないか と思い
しぶしぶバスを降車し観音寺駅行きのバスを待つことにします。

一体全体何が起こっているんだ?
とスマホを取り出して調べてみるとどうやらさっきまで乗ってきた
バスは山本線という路線名で観音寺に行かない路線らしい

で元々乗る予定だったバスは財田観音寺線という路線名なので単純に乗るバスを間違えたらしい

この事実を知ったときゾワァァと血の気が引きました。

乗る予定のバスに乗れなかった→次のバスを乗る→行程が遅れる→ゴールができなくなる
の図式が出来上がりました。


しかしそんな心配はなくこの山本庁舎で約10分後の10時36分に観音寺行きのバスが来るみたいです。

なぜバスに乗り間違えてしまったのか?
そもそも乗るバスの路線名ぐらい把握しとけよ!とツッコミが来そうですが


元々乗る予定だった財田観音寺線は琴平駅9時45分発で

間違えて乗ってしまった山本線の琴平の出発時間は9時42分です。
つまりこの二つのバスの時間差は3分しかないのです。

でこの山本線のバスが若干遅れて琴平駅に到着したのでこのバスが9時45分発の財田観音寺線だと思ってしまったわけです。

まさかこんなのどかなところのコミュニティバスが3分という近い感覚でバスを出させると思わなかったのもあります。

ですが財田観音寺線のバスは山本線のバスよりも迂回のルートを取っており、間違えて山本線に乗ってしまっても山本庁舎で十分な余裕をもって乗り換えることができるのでそこに救われました。

まったくコミュニティバスというものは地元民じゃないと分からんぜ…
今回の財田観音寺線も日曜・祝日が運休で本日は2022年5月2日の月曜日で日曜日と祝日にはさまれている日なのでここに合わせてスケジューリングをしなくてはいけなくて大変でしたね

一回バスに降車して再びバスに乗ったので普通の路線バスだと乗り換えで運賃が別々にかかってしまいますがここのコミュニティバスだと乗継乗車券なるものが発行され、乗り継ぎをしたいときに100円を支払ってこの乗継乗車券をもらいます。
そして乗り継いだバスを降車するときにこの乗継乗車券を運賃箱にいれればいいだけなので100円で1回の乗り継げるところまで移動できるみたいです。


財田観音寺線はぎゅうぎゅうに人が乗車していました。

観音寺駅に到着

完全に余談なのですがJR四国の駅ナカにウィリーウィンキーというパン屋があってそのパン屋が好きだったですがしばらく四国に行かないうちに
全店閉店してしまったみたいですね
ウィリーウィンキーの代わりにリトルマーメイドというパン屋ができたみたいですが経営がふるわないみたいですでに閉店しているところもあるそうです。

と今は亡きウィリーウィンキーを思いながら駅ナカにあるパン屋で軽食を購入しました。


観音寺駅 11:43 → 箕浦 12:43
続いて香川県と愛媛県の県境に近い箕浦まで移動します。


今度は観音寺市のコミュニティバスでこちらも運賃は100円になります。

当たり前のように乗客はおじいちゃんおばあちゃんばかりで日本というか地方の高齢化を感じます。

終点の箕浦に到着しました。
近くに駅がある訳でもなく周囲にのどかな家や田んぼがあるだけです。

高松の瓦町からここ箕浦まで琴電とコミュニティバス2本で合計830円で来れました。
JRだと高松~箕浦が1300円なのでこの旅始まってJRを使わないほうが安いという現象を体験しました。


少し行けば愛媛県なのですが
例によって県境をまたぐバス路線がないので愛媛側でバスに乗るしかないのですが
調べてみる限り川之江まで全くバスがなさそうです。

ここ箕浦から川之江駅まで5.7kmあるので愚直に歩いて移動するしかなさそうです。

今回の旅で最大の徒歩移動になります。

愛媛の路線バスは1区間1区間が長い


まず箕浦バス停から絶対地元の人しか通らない道を歩いて、国道11号線に出ます。


国道11号線に出るとあとはまっすぐ川之江に向かって進むだけです。


川之江まで6km.
1時間ちょっとかかる計算で歩きます。


香川県と愛媛県の県境
四国中央市に入りました。

地方あるあるなのですが
歩いている人が極端に少ないので歩道がなかったり、狭かったりするんですよね

今回は国道で歩道があったので比較的歩きやすかったです。


川之江の街が近づいてきました。


箕浦を出発してから約1時間後 川之江駅に到着しました。

次のバスまで時間があったので


もう香川県じゃないけどうどん!

旨い!

川之江高校前 14:26 → 新居浜駅 15:50頃

うどん屋から川之江駅まで戻るより川之江高校前バス停が近かったのでこちらから新居浜行きのせちうちバスに乗車券します。

さすが四国で現金精算だけのバスです!
愛媛は全国共通のICカード利用できないですからね

しばらく乗っていたら三島に戻ってきました(笑)

伊予の三島です。

いい速度で国道を飛ばしていきます。
完全に予讃線に並行していて、予讃線が単線な分、バスは列車の行き違いを行わないのでその分早く進めると考えましたが新居浜手前でカーブを曲がったり、信号に停車するのでそこで差をつけられてしまいますね

値段は断然JRのほうが安いです。

新居浜駅に到着 次のバスまで40分ありますが特にやることも無くベンチに座って休憩です。

新居浜駅 16:30 → 大街道 18:40頃

松山市街まで約60㎞ほど残っており時刻はすでに16時を回っていました。
60㎞を路線バスで進むというのはかなり時間がかかる状況ですが、ここから先は一般道の走行でバスの区間が長い路線が続きますので大きく移動することができます。

新居浜から乗車するのは伊予鉄が運行する新居浜特急線で松山まで一般道を走行するバス路線です。

値段も新居浜~松山で1,700円と安価で大街道など松山市街に直接アクセスするなら今治に迂回するJR特急と良い勝負になります。

ただ残念なのは全国共通のICカードに対応しておらず、松山でしか使えないICい~カードだけ使えるみたいなので現金精算ということになります。
(バスに限らず伊予鉄電車もICい~カードしか使えません。)

 

バスの車両は高速バスタイプのもので乗り心地は快適です。
西条を過ぎると峠越えのためくねくね道が多くなり、酔いやすくなります。

伊予西条駅

峠を越えた後 伊予鉄横河原線と並走する形でルートを取ります。

松山市街に入りました。

渋滞もあってか遅れて大街道に到着
松山の市街地からかここ大街道でほぼ全員降車しました。

 
これが最後の私鉄利用となります

大街道から松山市駅まで徒歩で移動します。
松山に来ましたが特に観光したいところもないので今夜のご飯を調達したら
宿でゆっくりしたいと思います。

せっかく個室の宿をおさえたのでゆっくりしなきゃ損ですね

土橋 20:01 → 郡中 20:23

スーパーで買い物をして伊予鉄の郡中線に乗車します。
松山市の隣駅の土橋から乗車し、券売機に現金を投入して切符を購入します。

琴電と同じ旧京王の5000系です。
目的地の郡中まで距離はさほどありませんがゆったりと時間をかけて走行します。

郡中駅に到着
ここでもってJR禁止旅の私鉄路線を乗るのは最後になります。

ここから先、つまり九州はバスかフェリーの移動になります。
しばらく電車には乗れないんだなと思うとちょっぴり寂しい感じはします。

今宵の宿 いよプリンスホテルに到着
銭湯が併設されている宿でゆったりするにはもってこいの場所です。



一日でほぼほぼ四国を横断できて、翌日には九州に上陸する予定なので
後半戦になってきました。
バスとフェリーでゴールの天草に無事に到着することができるだろうか

第5夜に続く

次回
・うわぁすっごい混雑
・そのバスに乗れないという可能性も考えておかないとね
・もう交通費の心配はいらないという安心感

今回の行程
私鉄路線 2本
バス路線 3本



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