【6回目の受験でようやく合格】 基本情報技術者試験合格までに行った過去問の解き方と勉強法を紹介します。

考え・学び
ゆうひ
ゆうひ
いつまでもプログラミング初心者

筆者ゆうひでございます!

もう無理…
一生受からないのではないか…?

 

 

 

 

 

 

そこまで思わしめた試験がある

それは情報処理技術者試験のレベル2に相当する基本情報技術者試験(以下、基本情報)です。

筆者ゆうひは過去に基本情報に5回落ち続けた経験があります。


そして、地面に這いつくばりながらようやく6回目の試験で合格してきましたので今回はなぜ5回も落ちたのか?なぜ6回目で受かったのか? どういう勉強をしたのかを紹介出来ればと思います。

基本情報、過去6回の挑戦歴

筆者ゆうひの基本情報の過去6回の受験遍歴を追ってみます。
そんなんどうでも良い!って方は次の見出しにスキップしてくださいね

1回目 2016年秋

午前 50点いかないくらい
午後 30点台

時は遡ること2016年秋
当時、大学2年だった筆者ゆうひは学習意欲に燃えていました。

情報系ということもあり、情報系の資格を持ってたらかっこいい!と人からの評価を気にする青い奴でした。
基本情報技術者試験の存在をこの時、知りました。
大量の課題と多忙なサークル活動のスキマを縫いながら、過去問道場を回していきました。

ふらっとサイトをみたら、午前は過去問道場回しまくって、
午後は国語の問題だからノー勉でもいける という
ネットの情報を鵜呑みにして午前は過去問道場をひたすらポチポチやるだけ、午後は全くの無勉で挑みました。

結果は惨敗中の惨敗で、午前は40点台、午後はお話にならない30点台でした。

ここまでひどい結果になるとは思いもよらなかったのですが、この絶望をこの先何回も味わうはめになりました。


2回目 2017年春

午前 50点台
午後覚えてないけど低得点

半年後の春に再受験
大学3年になり、講義で半年前よりかは知識は増えていきました。
午前の問題も多少はこなれてきてだいたいの問題は抑えていました。

しかし、この時も午後問の文章量の多さにたじろいで結局はノータッチで挑みました。

結果はまたしても、午前・午後 不合格でした。

この時、大学の仲間も基本情報に合格した面々が増えてきて、焦りと自己嫌悪に陥ってしまいました。

次は… 次こそは受かってやる!
そう思うのですがまだまだこの不合格の連鎖は続くのでした。

3回目 2017年秋

午前 50点台
午後 40点台だった気がする
さらに半年後の2017年秋テで3度目の挑戦になりました。

3度目の正直ということで問題の傾向も掴めてきていけるだろ!
と思っていましたが
またしても午前・午後 とも60点を越えない結果になりました。
この時、どう思ってたのか分かりませんが今度はちゃんと勉強しようと毎回は思ってたいましたね

そう思うのは最初だけ笑

もう落ちるのに慣れっこになっちゃって記憶があまりない(笑)

4回目 2018年秋

午前 61.25点
午後 52点くらい

半年ごとだと忙しないと思ったのか今度は期間を1年空けての挑戦となりました。
2018年春の問題が例年に比べて簡単だったらしく今度こそいけるだろ!と過去3回よりも多く勉強して、ついに午後問の勉強も始めました。

しかし午後の問題がまったく当たらず、解説を読んでもなぜこうなるのか理解できない状態でした。

まるでドラゴンボールでムキムキに変身したトランクスがなぜセルに攻撃が当たらないのか嘆いていたのと同じくらいに笑

試験当日で午前はいい感じに解けました。
午後もワンチャン60点に届くかな?と言った手応えでした。

結果はようやく午前がギリギリで通過
午後は52点と8点足りず…の結果になりました。
手応えがあった分 これはショックでしたね…
午前もっといけただろ!って思っていましたがギリギリでしたし…

自分の情報系の向いてなさとIPAの試験はもう就職して強制されるまで受けん!
と決意して時が経つのでありました。

5回目 2021年秋

午前 71.25点
午後 49.5点

今まで紙の試験でしたが2020年にCBT試験に変更となったので、この回からCBT試験となり午前と午後 受験日を分けて受験できるようになりました。

大学院時代を経て就職間近になった2021年の2月頃から、さすがに基本情報取らねぇとなと思い、2年と少しぶりに基本情報の勉強を再開しました。
ここから意識を入れ替えて、ネットに載っている情報をガン無視して、自分の勉強法で勉強を進めるやり方にしました。

午前はひたすら過去問情報を回していくのは変わりませんが毎日30問ずつ絶対に解く習慣にしました。
そして分からなかった単語をQuizletというアプリにまとめてこれを毎日10分ずつ暗記するようにしました。

Quizletは研究室の同期がこのアプリを使っていて応用情報に合格したりTOEICを高得点取得していたので、これは使えるなと思い、導入してみました。

午後問も多少なりとも解き方のコツを掴んでいました。

しかし、9月頃まで資格報奨金のためにITパスポートの勉強をしていたため基本情報の午後問の勉強が十分にできていませんでした。

そのこともあり、
午前は71点と今までにない得点で合格点を超えましたが、午後が49.5点と10点以上足りない結果となり惨敗しました。

CBT試験となり、結果がすぐに見られるようになったので午後の49.5という数字を見たとき頭が真っ白になりました。

また午前試験から受けるのか…と落胆をし、どうしたら合格できるのだろうか途方にくれましたね

6回目 2022年春

午前 63.75点
午後 76点
6回目の挑戦となり、流石の流石に今度こそ受かりてぇ!とガチモードになりました。

https://alu.jp/series/ドラゴン桜2/crop/d62WbjZXsDrE0Rv1ZYh1
後述しますがCBT試験の傾向が見えたのと、敗戦分析を行ったところ午後問の演習がやはり足りてないということで、選択問題を絞った(ネットワークは捨てた)平成21年から過去問がある令和元年までの過去問を2、3週しました。
後、必須のアルゴリズムの対策としてふっくゼミの動画を何度も見返しました。

午前も1日30問ずつやっていくのとQuizletで10分暗記するというのは毎日継続していきました。

6回目の受験はもう落ちたら後がない!
というくらい追い込んでやり切りました。

午後問の受験日の前日ほとんど眠れず、親族が亡くなる悪夢をみるくらい緊張していました。

そのプレッシャーに打ち勝ってついに


午前63点 午後76点と午前午後 両方60点以上取って合格となりました。

午後はかなりの手応えがありましたが逆に午前が過去問にないような問題が多く不安でした。

これらの数字を見た瞬間に嬉しいのもありましたが、同時にもう受けなくて良いという安心感のほうが勝って肩の力がヘナヘナになるくらい脱力しました。

落ち続けていたがなぜ6回目で合格したか

なぜ筆者ゆうひが基本情報技術者試験に5回も落ちて6回目でようやく合格できたをお話します。

午前も午後も習慣化の奴隷になった勉強し続けた

勉強は継続的することが超大事ということが身にしみて実感しました。

でも人間の意志力というものは凄まじく弱いので今日頑張るぞぉ!と意気込むとうまく行かない生き物なんです。

かく言う筆者ゆうひも社会人になる前はコツコツ派ではなく、試験前にむちゃ頑張るタイプでした。

でもそれだと気合いも必要ですし、モチベの維持も大変になってしまうのでそれを考えないほど毎日のルーティンとして基本情報の勉強を行うことにしました。

平日だろうが休日だろうが出社・在宅だろうが雨の日だろうが雪の日だろうが、旅に出ようが毎日過去問道場をポチポチして午後問の文章を読みまくりました。


Quizletで分からなかった用語を10分、学ぶ時間も設けました。

最初はキツいですが慣れて来ると歯磨きをするのと同じくらいに日常に溶け込みはじめてきました。

毎日やる変わりに必要以上に勉強しないのでそれほど煮を詰めずに本番に挑めたんじゃないかなと思います。

あくまで自分に向いている勉強法が毎日一定の量の勉強をすることで、人によっては毎日続けるのなんて地獄だ!とか一夜漬けの短期記憶の方が自分にあっているという人もいるかもしれません。

CBT方式の傾向分析をしまくった

もう制度が変わるのでこれを言うのは時効だと思いますがCBT試験期間
基本情報は過去問やり込みゲーと情報収集ゲーでした。

午前は4割〜5割ほど過去問と同じ問題が出ることは有名ですが、
実は午後問もCBT方式では過去問の流用が行われていました!

CBT方式の基本情報の午後問題は
必須回答の
・情報セキュリティ
・アルゴリズム

選択回答 2問
と言語問題選択の計5問を解くことになるのですが
5問中3問は過去問から流用でした。
後の2問は過去問から数値や穴埋めを変更した問題と全くの新規問題でした。

CBT方式で2回受験したのですが、2回ともその比率で問題が出題されていました。

過去問流用の3問は必須回答のアルゴリズムかもしれませんし選択のハードウェア・ソフトウェアはたまた言語問題なのかは当日の運次第です。

傾向としては平成21年〜平成25年の古めの年からの出題が多かったです。

なので過去問をやりまくればやりまくるほど合格に近づいていきます。

後はCBTで一定の期間でバラバラで受験するので先に受けた人、後に受けた人が出てきます。

受験が終わってからすぐにスコアレポートというものが見られるようになります。
IPAの規則上、このスコアレポートをSNSに載せるのは厳禁だったみたいですが、スコアレポートを載せて合格しました!とツイートする輩がなんと多いこと

スコアレポートはQRコードがありそこから点数を割り出せるのですが
QRコードを隠し忘れて本名バレする人もちらほらいました(笑)

(ちなみに筆者ゆうひはSNSにスコアレポートを一切載せていません。)

んでTwitterでスコアレポートを検索してみたらめちゃくちゃ出てくるのでそれを分析してみたところ、CBT方式の基本情報の問題パターンはたったの2パターンでした。

大量の受験者が2ヵ月弱の期間でバラバラのタイミングで受けるのでそんなにパターンを作りこめないと思っていましたが、2つしかないのは拍子抜けしたのと同時にチャンス!だと思いました。

選択問題である問2~問5は
ソフトウェア・ハードウェア、データベース、ネットワーク、ソフトウェア設計の4分野のうち3分野の3問

プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム戦略、経営戦略・企業と法務の4分野のうち1分野の1問しか出ないので

例えばデータベースとプロジェクトマネジメントを決め打ちで勉強していたら当日出題されないということも考えられました。

2パターンしか問題の出題パターンがないということはこれが出てあれが出ないという情報を得ることができました。

出るであろう分野は過去問をブン回しまくって出ない分野は勉強しなくていいので勉強する範囲が減ってかなり楽になります。

午後問題を受験する前はあんきじゃああああ!ってくらい過去問道場をブン回しましたね(笑)

実際、分析は的中して筆者ゆうひが本試験で解いた問題はその分野で満点を取ることができました。

こういった情報収集も試験のうちの一つかな?と思うほど情報収集が功を奏しました。

意地でも合格するために小手先の裏技を使いまくりでしたが
ちゃんと新規の問題も8割取れたのでユルシテ

基本情報技術者試験を受験する上でのアドバイス

ネットの情報を鵜呑みにせず自分に合った勉強法をひたすら続ける

https://alu.jp/series/まちカドまぞく/crop/57Wlo7PyjpQm2ErMy41G

初受験するときに「基本情報技術者試験 勉強法」とググるとなんとまぁ多くの勉強法や合格体験記がわんさか出てきます。

過去問道場をとにかくブン回せとか午後問は国語の問題だからノー勉で挑んだとかいろいろな情報が出てきます。

一体 どの勉強法を試せばいいんだっ!と悩みますが
ひとつ言えることは自分にあった勉強法を続けるのが一番最強の方法 だということです。

受験者の能力は千差万別なので人には人の自分には自分のあった勉強法も千差万別あるということです。

筆者ゆうひのあった勉強法は、前述しましたが毎日午前問・午後問を解いて、分からない問題を復習していく方法です。

これを続けることによって6回目でようやく合格を手にしたと確信しています。

分からないところを放置せず明確にする

いくら情報系の分野をメインに学んでいたとしても、分からないアルファベット3文字の用語とか〇〇管理とか見たことも聞いたこともないような用語が多くあります。

そういう場合は、分からないまま放置せずネットで調べたり、分からないリストに入れて用語の意味を理解できるまで復習する必要があると思います。

過去問道場もただ単に正解の選択肢を選んでハイ、次! ハイ、次!とやってては意味がありません。

きっちりなんでこの問題はこの解答に行き着くんだろう?
と頭と手を動かして理解していきます。

理解できるならば、数値を変更した問題とかに応用できるので、理解できるまでお勉強を繰り返して行きましょう。

受験日を科目A(午前)と科目B(午後)で別日にする

可能であれば両方とも午前中に受験する
CBT方式・IRT方式になってからの基本情報のメリットは科目A(午前問題)・科目B(午後問題)をそれぞれ別日に受験できることです。

紙の試験時代は
午前・午後 両方同じ日に受験するスタイルでしたが

CBT方式以降は午前(科目A)を午後に受けて良いし、午後(科目B)を午前に受けてもOKです。

両者を別日に受験することによって最大1ヶ月ほど片方の勉強に集中することができます。

合格した2022年春では午前試験受験してそれから1ヶ月後に午後試験を受験したのでみっちりと1ヶ月間集中して午後問題の勉強に取り組むことが出来ました。

午前問題(科目A)は過去問の流用が多いですが、受験した後の疲労具合は大きかったです。

午後問題は長ーい文章題をくまなく読んで問題を解いていくので、疲れがなく頭がリフレッシュな状態の午前に受験することをおすすめします。

実際に合格した回では午前問題も午後問題も午前中に受験しました。

ただCBT方式になってから受験日を自由に選択することができますが、テストセンターの営業日が平日ばかりなので平日受験を余儀なくされます。

お勤めの人だと2日間 午前に仕事を休んで受験しなければならないので普段の仕事との調整が難しいのかなと考えられます。

8割くらい自分に合った勉強を愚直に続けろ!と言った結論ですね


基本情報技術者試験の勉強法と過去問の解き方を紹介しました。
試験の出題傾向が変わって午後試験がどのようになるのか未知数ですが、

午前問題に関しては従来通り、ひたすら過去問道場をブン回して、分からない単語をまとめて復習するというやり方が一番良いのではないでしょうか

午後試験も新方式に沿った勉強法が確立できたら良いですね。
皆さんは基本情報技術者試験に6回も受けて、IPAのカモにならないでくださいね(笑)

ゆうひ
ゆうひ

受験代バカにならないからちゃんと勉強しないと痛い目を見るぞぉ

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