こんにちは！
筆者ゆうひでございます！
有田みかんを運搬する目的で建設された有田鉄道
和歌山県にある私鉄と言えば
南海電車以外の和歌山県にある私鉄路線は和歌山から貴志を結ぶ、もともと南海の路線であった和歌山電鐵貴志川線とごぼうからわずか2.7 km しかない紀州鉄道があります。
そして2002年まで運行していた有田鉄道という路線が紀勢本線の海南駅から発着していました。
有田鉄道は廃線時には紀勢本線の海南駅から金屋口駅までのわずか5.6kmを結ぶ短い鉄道路線でした。
この鉄道が建設された経緯としましては湯浅にあった港から有田みかんの運搬をするために建設されたみたいです。
しかし藤並から元々の起点駅であった海岸駅の区間は戦時中に不要不急路線として中止となり1959年に正式に廃止となりましたので大半の期間は藤並から金屋口の結ぶ路線として運行されていました。
1995年から廃止されるまでは利用客は高校への通学生しかいなかったため、学校の休日は運休していたみたいです。
廃止される事が決定しても藤並～金屋口に鉄道と並行してバス路線も運行していたので廃止の反対がほとんどなかったという悲しき末路で幕を閉じた路線です。
有田鉄道廃線散策
有田鉄道の廃線跡ですがポッポ道という名前で遊歩道として整備されています。
この廃線跡を辿って終点駅であった金屋口駅付近にある有田川鉄道公園に行こうと思います。
ポッポ道は片道で6km弱あるので自転車を借りて移動をします。
藤並駅に併設されている有田川町観光案内所に行けば自転車を借りられます。
そして自転車のレンタル料はなんと！無料です！
無料だから粗悪ではなくちゃんと使える自転車を用意してくれます。
ポッポ道はサイクリングロードになっており、有田川鉄道公園まで6㎞弱なので
ちょうど良いサイクリングコースですね
駅名標チックに藤並駅と鉄道公園の距離を表しています。
旧田殿口駅 駅舎跡？がカラフルです。 おじさんのユニークなポストもありました。
現役時代の田殿口駅(Wikipediaより)
ポッポみちの案内図
オレンジの線上にある印はポケットパークを表しています。
元々駅だったところにあるのかな？と思いきや一番左のところは駅でもなんでもないところにあります。
謎です。
旧下津野駅 この駅は駅舎が残されていなかったです。
現役時代の下津野駅(Wikipediaより)
昔よく公園でみた「宝くじ」と書かれた遊具が丸裸で置かれていました。
おそらく撤去された後だと思います。 あれ結構過激な遊具でしたからねぇ…
ここがかつて鉄道路線だったことを証明する橋
旧御霊(ごりょう)駅 様々なキャラクターの絵が描かれています。
絵で伝わるにぎやかさです。
有田鉄道の中間駅で一番原型を留めている駅舎です。
現役時代の御霊駅(Wikipediaより)
有田川鉄道公園手前で車輪が展示されていました。
有田川鉄道公園に到着しました、 このD51が展示されている線路こそが元々有田鉄道の線路です。
有田川町鉄道交流館 列車の乗車体験ができるそうです。
有田鉄道の終着駅であった 金屋口駅 ここは現役時代と変わらず残されています。
乗車体験用のホームとして活用されています。
現役時代の金屋口駅に停車中のキハ58系
有田川鉄道公園
レールバスのハイモ180-101
元々岐阜の樽見鉄道を走っていた車両らしいです。
こちらは北条鉄道から譲渡されたキテツ-1です。
北条鉄道から紀州鉄道に渡り2017年に有田川鉄道公園に来ました。
200円支払って有田川町鉄道交流館に入りました。
ジオラマが広がっています。
鉄道模型が展示されています、 個人的にかつてくろしおに充当されていた381系が好きですね
2011年以前の阪和線・きのくに線はバラエティに富んでいて良かったですね(懐古厨)
くろしおにあったパンダシートが保存されていました。
妙に可愛くないのが面白いです。
パンダシートの横の棚に時刻表のバックナンバーがありました。
一番古い時刻表を取り出してみると1995年3月の時刻表でした。
中国地方の索引地図を見てみると
新山口が小郡なのはもちろん
可部線が三段峡まであり、美祢線に大嶺支線があったりしています。
井原鉄道もまだありません。
大体のところは同じですが細かいところが違っているのでじっくり見てみると面白いです。
昔の方向幕などが展示されています。 貴重な資料が多くあり小さな鉄道博物館でした。
有田川鉄道公園近くの堤防から有田川を望む
ザ・雄大な自然と言う感じで良いですね
JAありだ ファーマーズマーケットありだっこ にておためし用として10円でみかんが販売されていました。
1人でみかんをつまむていどならこのくらいで十分です。
にしても10円は安すぎですね 5個買っても50円ですからね
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