こんにちは!
時間やお金をギリギリまで使ってしまう 「パーキンソンの法則」とは?
第一法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第一法則は時間の使い方に関して与えられた時間分だけその時間を使おうとすることを提唱されています。
一番分かりやすいのは夏休みの宿題で夏休みの期間は1ヶ月ちょっと(今は短くなってるみたいですが…)時間があるにも関わらずその宿題を8月31日まで溜め込んでしまって一気にやるという話をよく聞きますがこれはまさしくパーキンソンの法則の第一法則に則った例であります。
8月31日まで宿題をやらなくていいなとかまだ期限があるからもうちょっと凝ったのを作ってみようかなと人間は余裕があると時間を使ってしまうことがこのパーキンソンの法則で指摘されているわけです。
極端な話 夏休みの宿題の期限が三日間だけだったらその三日間で夏休みの宿題を終わらせるように人間は行動するのです。
締め切り効果とよく言われますがこの締め切り効果もパーキンソンの法則に則ったもので締め切りが短ければ短いほど人は早くやり長ければ長いほどだらける時間も多くなってしまいます。
そういえば用事があって出かける前に作業とかするとめちゃくちゃ捗りますよね
日本では8時間労働が基本とされていますがこれが6時間に短縮されればもしかしたらその6時間で終わるように仕事を進められるのかもしれませんね
第二法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
第二法則はお金に関することです。
給料日にお給料が入って普通に生活しているつもりなのに給料日前になるととてもカツカツになる
こういったことはパーキンソンの法則の第二法則に当てはまります。
人間というのはお金があるほどお金を使ってしまうみたいです。よく月収があと3万ほど多かったら生活楽になるんだろうなぁとほとんどの人はそう思うそうしているに違いないと思います。(現に僕も時たま想像することはありますよ)
でも実際月収が3万増えたとしても3万円余分に使ってしまうので結局貯金ができないオチがあります(笑)
思い返してみると小学生の頃は500円がすごく大金に思えましたよね
子供の頃も今みたいに大人になってお金がたくさん持ってたら駄菓子いっぱい買えるのになあと未来の想像を働かせたに違いありません。
しかし小学生の時よりも何百何千倍もの収入があったとしても結果的にお金持ちになっていませんよね?
それは収入が多くなった支出も多くなったからで自分の使えるお金はこんぐらいあると財布の紐が緩くなってお金をあるぶんだけバンバンと使ってしまうのです。
第三法則
拡大は複雑化を意味し、腐敗させる
第一法則、第二法則は割と知られていますが第三法則はあまり知られていません。
第三法則は拡大のことを提唱しており拡大すればするほど複雑化を招いて腐っていくよと提唱されています。
例えば最初は仲間が少なくて気が合ったり話し合いが短く済んだりしていましたが仲間の人数が増えていけばいくほどメンバー間で相性が悪かったり皆が納得いくような結論が出しにくかったりして複雑していき、しまいにはメンバーが離れていくといったイメージでしょうか
2chの有名なコピペに「コミュニティの一生」というものがあります。
これはまさしく第三法則を如実に表しているものですね
【コミュニティの一生】面白い人が面白いことをする
↓
面白いから凡人が集まってくる
↓
住み着いた凡人が居場所を守るために主張し始める
↓
面白い人が見切りをつけて居なくなる
↓
残った凡人が面白くないことをする
↓
面白くないので皆居なくなる
パーキンソンの凡俗法則
組織は些細な物事に対して、不釣り合いなほど重点を置く
僕なりのパーキンソンの法則の対策
それではパーキンソンの法則に則らないないための対策方法を僕なりに考えてまとめてみました。
あくまで僕が実践していることなので100%見様見真似でやらなくてもいいですあと人には向き不向きもありますので自分ができそうなことをトライすることが重要だと思います。
第一法則の対策としては時間があるときにタスクを一気にやろうとするのではなく短時間でもいいから毎日やる時間を設けるというのがミソになってきます。
やりたいことを短時間で毎日できるようにルーティン化させるというのは例えば掃除をやりたいのであれば時間があるときに一気にやるのではなく毎日10分ずつでもいいから少しずつ掃除をする習慣を身につけることです。
しかしこの10分というのは時間がある時でも時間がないときでも10分掃除を必ずしなくてはいけません。
調子が悪い時は掃除に向かう姿勢だけ作るというのも全然ありだと思います
習慣にするというのは最初は難しいですが慣れてしまえば体が勝手に行動するので気がづけば自分の目標としていたところに到達しています。
10分だけ行うことによって締め切り効果が生まれますのでだらだらとやらずにメリハリを持ってテキパキ行動できるようになります。
短い時間で期限を設けてやってみれば時間も有効活用できるのではないでしょうか?
そして時間があるからと言って明日の自分には期待しない方がいいでしょう。
とりあえず今できることは今やっちゃったほうが後々スケジュールなどを変更することがあっても対応しやすくなります。
なるべく明日の自分は頑張らないだろうと仮定して今できることを今頑張れば楽になっていきます。
お金は時間と違って物理的に使うという行動をしにしやすいです。なので物理的にお金を使わないようにさせるのがベストです。
お給料が入った瞬間に貯金をする天引き貯金がおすすめです。
最初にお金を貯金するのでお金が足りなくて貯金できないということにはなりません。そしてその余ったお金でやりくりするようになります。
月に使う支出の額を決めて家計簿をつけてゲーム感覚で〇万円以下で生活してみるという風に僕は実践しています。
家計簿をつけることによって支出の可視化ができて自分が何に対してお金を使っているのかが明確になります。明確となった支出で無駄なものがあれば削っていき、必要と感じるものがあればそのぶんのお金にバッファを持たせることができます。
収入が増えたからと言って調子に乗らず冷静に自分が月に使うお金を決めてやりくりするのが重要です。
パーキンソンの法則は決められた枠をめいっぱい使ってしまうという法則なのでこの法則を逆手にとって時間やお金の枠を短く設定するのがパーキンソンの法則の対策と言えるでしょう
コメント