【南海電車】全く関係ないフリーきっぷで南海を乗りつぶす!(和歌山電鐵、水間鉄道)

乗りつぶし

南海電車の乗りつぶしは関西私鉄の中ではハードルが高いです。

なぜなら南海全線のフリーパスは通年で発売されておらず
敬老の日の3連休と年末年始のみとなっているからです。

何気に運賃も安くもない南海電車をどうにか安く乗る方法はないのか?

調べまくった結果 ある切符がヒットしました。

それが

奈良・斑鳩1dayチケットの南海電鉄・泉北高速拡大版!2060円です。

これは南海電鉄のどの駅でも購入できて南海電車の駅から奈良へ行こうねって切符ですけど
筆者悠陽は奈良など一切行かないで南海電車の乗りつぶしのためにこの切符を使用しました。

2019年現在で発売されている切符で南海を自由に回れるのはこの切符になります。(ただしりんくうタウン~関西空港、極楽橋~高野山は別途運賃がかかるらしい)

※2021年3月をもちまして奈良・斑鳩1dayチケット(南海・泉北版)の発売は終了しました。こういう切符があったんだなと思って記事をご覧ください。

それでは南海電車の乗車記(一部他の会社もあり)をご覧ください。

7時に起点駅である難波に到着 まずは本線の乗りつぶしということで和歌山市に向かおうと思いましたがこの時間は和歌山市に向かう特急サザンも急行もなく空港急行でとぼとぼと移動となりました。

空港特急と各駅停車 南海電車では各駅停車を「普通車」と案内しています。

尾崎~みさき公園は大阪湾を眺められる区間を走行します。 個人的にはこの区間は好きですね

みさき公園を出ると車窓が海から山の景色へと様変わりします。和歌山県へと入ります。

和歌山大学駅前を出ると車内はガラガラとなった

和歌山市で加太線に乗り換え めでたい列車というラッピングされた列車で加太まで移動します。

座席に鯛のイラストが描かれています。

終点の加太駅に到着しました。近くの加太港から友ヶ島へと行けることができます。

1911年の開業時からある古くレトロな駅舎です。

加太駅にて めでたい列車を撮影

1番線、2番線とありますが基本的に使用するのは1番線で2番線は早朝と夜に使用されるらしいです。



和歌山市に戻ってきました。

サザンプレミアムに遭遇しました。乗りてぇ!

南海線で走っている特急サザンは8両のうち和歌山市より4両が有料な指定席で難波より4両が乗車券で乗れる自由席となっています。

指定席車両もこのサザンプレミアムの12000系と昔からある10000系の2種類があります。

南海電車は特急の種類が豊富なので特急電車を乗りつぶすってことをしてもいいかもしれませんね

日中は列車が運行されていない和歌山港線に乗車しました。

和歌山港線は徳島行きの南海フェリーのアクセスを目的とした路線でフェリーの時間に合わせて列車が運行されています。あとこの路線は保有が和歌山県、運行が南海となっています。

和歌山港駅にて 10000系のサザンが停車中

和歌山港線は現在は和歌山市を出ると和歌山港駅1駅で終点ですが昔は和歌山港駅から先に水軒駅という駅がありました。

この水軒までいく電車は1日わずか2本しかなく水軒行きの電車は時刻表にも表示されず駅員に聞くしかないほど需要がない駅でした。

和歌山市~和歌山港の間にも久保町、築地橋、築港町と3駅が存在していました。

 

和歌山市から和歌山駅まで徒歩で移動して和歌山電鐵に乗車します。

和歌山電鐵は元々、南海貴志川線として南海電鉄が運用していました。

2006年に和歌山電鐵になりました。 こうした大手私鉄の赤字ローカル線を分社化して押し付けるというのは関西でよくあることですね(笑)

和歌山駅の有人改札で和歌山電鐵に乗ることを伝えて和歌山電鐵のホームにて運賃精算を行います。

和歌山電鐵の1日乗車券を使用しました。値段は780円で和歌山~貴志 の運賃は400円なので往復するだけで20円得することになります。

ゆったりとした車窓が広がっています。

和歌山から30分 貴志駅に到着

2代目駅長のニタマが熟睡中だった。 剥製かと思うくらい動いてなかったですね

駅構内にたま神社があります。

和歌山駅に戻ってきました。 駅名表は南海時代のままですね

再び南海本線に戻ってみさき公園で下車しました。

予定ではみさき公園も散策する予定でしたが時間の都合上カットすることに…

園内のワクワク電車らんどに行きたかったのですがまた日を改めることとなりました。

みさき公園から出ている多奈川線を乗りつぶします。

2両編成の電車がゆったりと走行します。

深日港からわずか500m進んだところに終点の多奈川駅があります。

終点の多奈川駅 線路を伸ばしていくと加太線とつながりそうですが計画すらなかったようです。

多奈川線を乗りつぶした後は泉佐野へ向かい空港線に乗ります。

りんくうタウン~関西空港の連絡橋 この区間はJRとの共同使用になっています。

関西空港駅に到着

奈良・斑鳩1dayチケットでは乗降できなくまた、株主優待券でも乗降ができない特殊な駅となっています。りんくうタウン~関西空港の運賃を有人改札で払うことになります。 370円です。 高いですね~

JRのホーム りんくうタウンでは方向別のホームでしたが関西空港では会社別にホームが分かれています。

貝塚駅から出ている水間鉄道 こちらはかなりマイナー路線です。

和泉橋本までJRで移動して徒歩で移動します。

和泉橋本駅から1番近いのは石才駅ですが列車の時間に余裕があったので次の清児駅まで歩きました。

清児まで歩くと水間観音駅までの運賃が少し安くなります。

終点の水間観音構内 大阪ですけど地方の私鉄ターミナル駅感が漂っています(笑)

水間鉄道はこのようなタイプの駅が多い

駅に改札はなくすんなりと駅のホームに入ることができ車内でICカードや現金で運賃を精算します。

羽衣~高師浜を結ぶ 高師浜線に乗りました。 こちらも短い支線です。

伽羅橋という中間駅を過ぎてすぐに終点の高師浜駅に到着する。

高師浜駅舎 高架化のときに取り壊される予定でしたがそのまま現存しています。

浜寺公園駅のすぐそばに阪堺電車の浜寺駅前駅があります。

阪堺電車の運賃は一律210円なので遠距離になればなるほど南海電車や阪和線より安く移動ができます。(時間はかかるけど…)

阪堺電車に乗車します。 浜寺公園~天王寺を50分かけて走破します。

南海を乗りつぶすときは1日では難しいので本線・高野線と分けて乗ったほうが沿線をじっくりとしることができるのでおすすめしたいです。

ということで高野線はまたの機会ということで!

訪問日
2019/06/17



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