【酷道の果てに見れる絶景!】奥大井ドライブしてきました 静岡県(奥大井) 日本全国47都道府県を巡る旅(22)

旅行
今回は静岡県の北側にある秘境の地
奥大井に訪問します。
 
奥大井は大井川鉄道乗りつぶしの時に一度訪問していましたが今度は車を使って訪問したいと思ったので再訪問となります。
 
静岡市街から割と近い?ので静岡に住んでる友人とともに日帰り旅をしてきました。

奥大井へのアクセス(酷道ドライブ)

まず奥大井へのアクセスですが、大井川鐵道を使った鉄道のアクセスと車のへのアクセスがあります。
 
大井川鐵道を使った場合

静岡からまず東海道線に乗って金谷へ向かいます。

そして大井川鐵道に乗り換え、千頭でまた井川方面に向かう列車に乗り換えます。
 
このルートですと遠回りになるうえ運賃も高くなってしまいます。(大井川鉄道は運賃の高い鉄道会社としても有名です)

今回のドライブルート

ここで地図をよく見ていましょう
 
静岡市街から千頭まで国道362号線がつながっています。
ここを通ればかなりのショートカットになります。
 
ここバスで行けば千頭までかなりのショートカットになると思いますが残念ながら静岡市街から千頭までのバス路線は存在しません。
 
なので今回はタイムズカーレンタル を借りて奥大井を周遊しようと思います。

ひとまず国道362号線で川根本町の千頭まで向かいます。

国道と名のつく逆おにぎりの看板を背負っていますが、酷い道と書いて「酷道」と揶揄されるほど悪路な国道362号線です。

途中 峠を越えるのですがほとんどの車線が1車線であり、対向車が来るたびにヒヤヒヤしていました。

1回ダンプカーと対峙したのですが、もう心臓が止まるほど驚いてしまいました。

峠の中に無理くりと道路を作ったような感じで落ちたらひとたまりもありませんね

カーナビの地図ようにくねくねと蛇行しながら勾配を緩和しているので通常の道に比べてかなり神経を使います。

急カーブの時はカーブミラーを見て対向車がないか確認をし慎重に走行していきます。 

運転に慣れてないと難しい道ですが、地元の車はこんな狭い道幅でもハイスピードでブンブンと走行して行きますので、途中 路肩にスペースに車を止めて自分たちの車を追い越すとすぐさま見えなくなりました。

そんな道を20 kmほど走行しようやく川根大橋を渡って千頭へとたどり着きました。
 
ここから大井川鐵道に沿って走行しますが大井川鐵道は低速走行かつ線路もくねくねとしているので時間がかかっていましたが
 
車の場合ですとほぼ直線距離で道路が敷かれているのでスムーズに移動することができます。

奥沢付近で寸又峡方面と長島ダム・井川方面の分岐があります。
寸又峡は以前バスで訪問しましたがあそこまでの道もかなりの悪路で運転するには神経が必要だなと思いました。
 
一方 長島ダム方面は2車線の道路がまだ続いているので運転はしやすかったです。

奥大井のスポット

長島ダム

大井川水系唯一の多目的ダムである長島ダムです。
 
このダムは1972年に計画されてから29年後の2001年に完成したダムで長期的な計画により建設されました。

長島ダムの東側にある接岨湖

ダムを横切って長い長い階段を経て奥にあるしぶき橋へと向かいます。

階段を降りてダムの全貌が明らかになりました。
どことなくマリオのステージみたい

水を放射しています。

動画だと音もあって迫力があります。

なおこの辺一帯は鹿が出るみたいで鹿が入らないようにあらゆるところに網を張っていて、この橋も網をいったんくぐってから入ります。

奥大井レインボーブリッジ

大井川鐡道の鉄橋で奥大井レインボーブリッジと呼ばれています。

橋の真ん中にあるのが奥大井湖上駅で秘境駅として有名な駅です。

この写真の左側の鉄橋から徒歩で駅に向かうことができます。

下にのせてある大井川鐡道の乗車記事に奥大井湖上駅の訪問したことが書いてあります。

接岨峡温泉会館

温泉に入りたいということで県道沿いにある接岨峡温泉会館に来ました。

この温泉のお湯は通称「若返りの湯」と呼ばれています。 入ってみるとヌメヌメしていて肌がツヤツヤになりそうでした。

休憩スペースもありますので運転の休憩にもぴったりなところだと思います。

施設名 接岨峡温泉会館
住所 〒428-0401
静岡県榛原郡川根本町梅地175-2
入浴料 大人 500円/小人 300円 (入浴のみ)
営業時間 10:00~20:00 毎週木曜日定休
URL https://www.sessonoyu.jp/
井川

大井川鐵道で井川の一つ手前の閑蔵駅付近で2車線の道路が終わり、狭い車線の悪路となります。

閑蔵駅まではバスの運行がありますがそこから先の井川方面はないので大井川鐡道に乗り換える必要があります。

その道を進むこと5 km ほどで井川の町にたどり着き、井川ダムで一旦車を駐車しました。

井川渡船 井川ダム乗り場

井川渡船はどの航路も無料で移動することができます。

訪問時は欠航だったのですが

廃線小道を歩いて本村まで行き、周遊航路に乗ってから本村→井川ダムの航路で戻ってくるプランを立てていました。

井川渡船の詳細はこちら

井川ダム 県道60号南アルプス公園線の一部でもあります。

井川ダムから井川湖畔遊歩道コースが始まります。

大井川鐡道の廃線跡を整備した遊歩道があります。

1996年まで使用されていた線路ですが貨物専用路線だったようです。

天候が崩れそうだったので少し歩いて引き返しました。

この先 トンネルがあり、しばらく進むと堂平駅跡があります。

大井川鐡道は本来は井川本村を経てさらに奥の畑薙第二ダム付近まで線路を延ばす予定だったみたいですが頓挫してしまいました。

 

寸又峡の夢のつり橋に隠れてあまり有名ではありませんが井川の夢のつり橋もなかなかにスリリングです。

本当はこのつり橋を渡って井川本村のほうへと行きたかったのですが天気の都合上 断念することになりました。

静岡市葵区は広すぎる

井川の所在地は静岡県静岡市葵区になります。

静岡市葵区は東海道線の路線の北から南アルプスがある静岡県の北限までとかなり広大な地区となっており井川でも真ん中あたりに位置しています。(政令指定都市の行政区 日本一)

井川には静岡市の井川支所がありここら辺一体を管轄しています。

井川が静岡市になったのは最近の話ではなく1969年に井川村から静岡市に編入されているみたいです。

静岡県道60号南アルプス公園線で静岡市街に帰ります。 距離にして55kmほどありますが一回も市境を越えず静岡市葵区を走行します。

ダムの上を通りトンネルを抜けて峠道に入ります。

井川駅からの抜け道として井川地区自主運行バスが運行されています。

県道60号の途中にある横沢まで運行しており井川駅からは約1時間 710円です。

そこからしずてつジャストラインのバスに乗り換え約70分・運賃1170円で静岡市街に着きます。

直接 井川に向かうのであればこちらのルートのほうが早くて安いですが

本数がかなり少ないので事前にチェックしてくださいね

Top-of-IkawaDam

しずてつジャストラインのバスが運行していたころの写真(2005年11月 ※Wikipediaから引用)

2008年まで静岡市街から井川を経て畑薙まで直通するバスがあったみたいですが利用者減少でしずてつジャストラインは撤退したみたいです。

峠道を走行 地図で見ると分かりやすいのですが相当くねくねしていてこれまた運転に集中しなくてはいけません。安倍川を渡るまでこんな感じの道が続きます。

非常に運転しにくかったのですが県道60号線はリニア建設の資材運びのために長大トンネルでのバイパスが建設されるそうなので将来的には楽に井川方面にアクセスできるそうです。

 

レンタカー代は約7400円だったので2人で割ると3700円でした。

静岡と井川をバスで往復するのと大体同じ料金で奥大井を周遊することができました!

僕1人でずっと運転だったのでもっと人数がいると運転も交代ができて料金も安くなるのでドライブには最適ですね!

タイムズカーレンタル なら2021年3月31日まで12時間ですと1000円近く安くなりますのでレンタカーを使用する際は検討してみてください!

 

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今回の記事では安くて便利な自動車を推奨している記事でしたが

大井川鐡道で奥大井に行くのも非常に風情があって旅気分にさせてくれます。

1人旅や免許を持ってない人は大井川鐡道もしくはバスを使った旅もおすすめです!

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