企画概要・前回のあらすじ
ルールとしてはJR路線・高速道路を走行する
高速バス・飛行機・寝台設備のあるフェリーの乗車は一切禁止!
それを東京駅から熊本県天草市にある崎津教会までの全行程7日間執り行います。
普段とは異なる移動で四苦八苦しました。
前回は四国に上陸した筆者ゆうひは四国を横断するために西にルートをとり、
香川県は琴電とコミュニティバスで移動をした。
一時予定していたバスに乗り間違えるなどのハプニングもあったが運良く元々乗る予定だったバスに戻り、予定通りの行程を進める。
香川県箕浦から愛媛県川之江までの5.7kmを歩き、今回の旅 最長の徒歩移動を行った。
愛媛に入ると2回の乗り継ぎで一気に松山に行くことができたが現金精算のみというキャッシュレス派には手痛い苦行が続いた。
松山から今回の旅最後の電車移動をして伊予市にたどり着いたのであった。
細長い佐田岬半島を進む
ただいま伊予市にいます。
今回、松山の宿が高くて手が出せなかったので松山から少し離れた伊予市のいよプリンスホテルで隣に宿泊者は無料で入浴できる銭湯があって豪勢に個室の部屋を抑えてしっかり休養を取ろうとしたわけですよ
でもね
このホテル WiFiの効きがものすごく悪かったわけですよ
せっかく豪勢に個室の宿に泊まっているのにWiFi 全然繋がらないわけ
もう何もできなくてぐったりしてしまったよ
というわけで宿泊したいよプリンスホテルのWiFiが不調だったため不服に感じていました。
本日で四国を後にして九州に上陸します。
乗車したのは伊予鉄の三崎特急線です。

このバスは松山を出発し伊予市、内子、大洲、八幡浜を経由し、細長い佐田岬を進んでいき、九州行きのフェリーが発着する三崎港へと向かいます。
これまたかなりのロングランで3時間近く乗車します。
内子・八幡浜など寄り道をしたかったのですが三崎特急線のバスの本数が少ないので断念しました。

八幡浜を過ぎると佐田岬半島に入ります。


細長い半島ですので右も左も海を眺めることができます。
にしてもかなり長時間の乗車です。 細長い佐田岬半島のほぼ先端まで行きますからね
同じ県の松山より、海を越えた大分の方が近いと思います。

終点三崎に到着
伊予鉄の悲しき性で2,450円という大金を現金で運賃箱に投入します。

GWだからか三崎港でイベントを行っていました。

三崎名物 ジャコカツ

レンタサイクルを借りて四国最西端の佐田岬
三崎港から往復約30kmです。
初めて調べたときかなりビビりました


ここから国道九四フェリーに乗船し、九州に向かいます。

三崎港を後にする

先程訪問した佐田岬が見えてきました。
三崎港から道路で14kmあるのでフェリーでも先端を通過するのに30分ほどかかりました。
自転車で行ったところをフェリーで遠巻きで眺めるの面白いです。
佐田岬の自転車往復で相当に体力を消耗したのでソファーに座ってうつらうつらと寝落ちしていたら九州の佐賀関港に到着しました。
有名観光地はやはり混雑…

「九州に来た!」という実感が全く湧かないのは何故でしょうか?
この場所が初めて来たからでしょうかね
バスの発車まで時間があったので佐賀関を散策してみることにします。

ということで佐賀関は大分グルメの一つである関サバ・関アジが有名です。
せっかく来たから食べてみてぇもんだ!と思いましたがどの店も閉まっていて結局関サバ・関アジにはありつけることが出来ませんでした…
佐賀関 18:27 → 大分駅 19:41
九州、最初のバスに乗車します。

大分バスということで大分駅まで一気に移動できます。
大分バスはICカードに対応していました。
ここだけではなく九州のバスはICカード対応のバス路線が多い印象でした。

割と疾走感のある写真が撮れました。

大分駅到着
途中で日豊線に乗り換えられるため、佐賀関から乗り通したのは筆者ゆうひだけでした。
大分駅 21:00 → 別府北浜 21:29

日豊線と並行している路線のため、乗客は少ないまま大分駅を発車

ポツポツと乗っていた乗客も途中、駅から行くには遠そうな場所で降車していきました。

本日は別府までなのですが
さすが人気の観光地ということで人でごった返していました。
5/3で明日も明後日も休みという日取りなので余計混んでたと思います。

怖いものみたさでじゃらんで5/3の宿の状況を見てみましたがどこも綺麗に満室でした(笑)
ということで常宿の快活CLUBの鍵室個室を事前に予約して今宵も宿泊します。
ですが快活CLUBも人でごった返していました。
どうやらブースが満席で中に入れないみたいです。
予約しておいて良かった〜と思いましたがあまりの混雑で心が落ち着かなかったです。
もうよほどなことがない限りは大型連休に旅に出るもんか!と心に誓いましたね

今回の旅で最長距離を走行する九州横断バス
翌朝になりました。
JR禁止の旅の6泊7日でもうすでに6日目なのに関わらず、まだ九州の東に位置する別府にいます。
ゴールの天草の崎津教会は九州の西も西に位置しているため、九州を2日で横断しなくては行けません。
でもさすが九州はバス大国で路線バスでもかなり長い区間走行するバスが運行されています。
それは九州横断バスというバスでここ別府から熊本まで高速道路を一切使わず、一般道で走行するこの旅にとって非常に都合の良いバスがありました。
このバスの区分としては路線バスではなく観光バスらしいのですが、実質は路線バスみたいなものなのでありがたく利用させていただきます。(ガバガバルール)

さらに嬉しいことに九州ではSUNQパスという九州全域、九州北部、九州南部(一部、下関などの本州でも利用できる)のバス路線と一部のフェリーが利用できる乗り放題の乗車券があります。
このJR禁止旅で使ってください!と言わんばかりのオトクな乗車券ですね
今回、福岡、佐賀、長崎、大分、熊本で利用できる北部九州版を9,000円で購入しました。
有効期限は3日間なのでこの先、バスに乗っても追加でお金を払わなくて良いという安心感が凄いです。
熊本に一気に行くバスとこれからお金を大幅にかけなくて済むという2つの安心感を手に入れましたが
今度乗る九州横断バスは別府を出ると、湯布院、黒川温泉、阿蘇と九州でも人気の観光地を経由して熊本に向かいます。
このGWの混雑ですからもしかしたら積み残されて乗れない?ということを不意に考えてしまいました。
この九州横断バスは自由席ですがネットからでも予約して乗車することができます。
ですが予約してバスに乗るというのは今回の旅の趣旨とは違うような気がしたので予約しないで乗車することに決めました。
バスが到着したらもちろん予約した人から優先に乗っていきます。降車する黒川温泉までで予約する人が満席になるくらい多かったら予約していない私、筆者ゆうひは積み残されてしまいます。
もし積み残されて乗れなかった場合、別の路線バスで移動しなくては行けませんが別ルートでどうやって熊本に行くかは全く考えていませんでした。
もし九州横断バスに乗れないという事態が発生したらゴールの天草まで7日目に到着することは不可能になりそうです。
別府駅前本町 8:02 → 黒川温泉 10:38頃

さて九州横断バスの始発のバス停の別府駅前本町にやって来ました。
ここ別府から熊本に結び九州横断バスは1日1本しかないため乗れないと強制的に別ルートを取らざるを得ません。

で肝心の人並びですがGWということもあり、そこそこ並んでいました。
バスが満席になるというくらいではないですが全銃した通り、ここ以外での予約客が多かったら乗れないということも有り得るので乗れるかどうか緊張していました。
さて乗れるか乗れないか 結果は…!
乗れました。
とりあえずバスに乗ることができたので予約していない人を乗せる余裕があったみたいです。
ただ混雑はものすごく別府観光港で人がドドっと乗ってきて、隣に人がいる席に座らざるを得ない状況だったので始発の別府駅前本町から乗って正解でした。

感染防止対策なのかシートとシートの間に除菌のタオルがありました。
これなら隣に人が座っても気にはならないかな…?
湯布院に至る高原をくねくねと走行
新緑の季節で雄大な景色です。
湯布院では予約の乗客が16名ほどいるというアナウンスがありました。
湯布院に到着するとバスはほぼ満席状態でGWを再び感じました。
ただこの満員状態は降車する黒川温泉までずっと続いたわけではなく長者原のくじゅう登山口で一気にドドっと乗客が降車していき、車内は割と空いた状態になりました。
その状態が続いてバスは黒川温泉に到着したのでバスを降車しました。
いつの間にか大分県から熊本県に入っていました。もうというかやっとというか分かりませんがゴールが現実味を帯びてきました。
黒川温泉を散策してみます。
阿蘇にほど近いので大自然に囲まれた温泉街と言った感じで雰囲気が良いです。
やまびこ旅館の仙人の湯でひとっ風呂
抹茶の香りがするボディーソープがあり、それで体を洗いました。
黒川温泉名物のどらどらバーガー
小国のジャージ牛乳のアイスが入っていました。
黒川温泉で英気を養ってきました。
天草まであと一息と言ったところですが、
この後とんでもない間違いを犯してしまったことをこのときの筆者ゆうひは知らないのであった…
次回
・えっ?ここのバス停にはバス来ない⁉
・この切符じゃこのフェリーには乗れないよ
・ここで一旦降りる理由が謎すぎる…
今回の行程
コメント