【安いけど条件が多い】 HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パスを利用する上での注意してほしいこと

お得なきっぷ


ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーンとして、北海道からの補助金を活用する切符として「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」(以下、ラブパス)というフリーパスが発売されています。

効力としては北海道フリーパスと同等ですが、利用期間が北海道フリーパスが7日間なのに対してラブパスは6日間と1日利用できる日数が少ないです。

その他に北海道フリーパスとの相違点や利用する上での注意点を実際に利用して感じた上でまとめてみました。

2023年度の発売はあるのかわかりませんが、再販されたら嬉しいですね

HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パスの注意点

ネットでは購入できない
ラブパスはこのコロナ禍に逆行して、ネットで購入できないです。
(助成金によって12,000円という破格な値段で購入できるのでネットで購入できたら、誰でも全国どこでも買えちゃうので一夜ももたずに完売しちゃいますからね)

このきっぷうぃ買うなら北海道に行って買うしか方法がないということです。

北海道に住んでる鉄オタは道外の人にラブパスの発券を迫られるらしく
道民鉄オタはそれを逆手にとって定価より割増で請求するというアコギなことができちゃいますね

前日までに購入しなくてはならず、当日に購入できない

同じ効力の北海道フリーパスだと当日でも購入出来て利用できますが

ラブパスを利用するには現地の北海道に赴いてさらに利用日の前日までに購入していないとダメです。

なんで
新千歳に着きました!
ラブパス買います!
いきなりラブパスで札幌移動します!

というのができません。

1日…! 1日置かないとラブパスは使えません。

まだ新千歳とか函館とか鉄道が通ってる地域だったら前日に買うのが容易ですが、

この前の北海道旅に出た筆者ゆうひの場合だと、
鉄道空白地帯の紋別に飛行機で来ました。
→JRの駅がないから買えない
→バスで移動して名寄でラブパス買います。
→名寄の指定席券売機の稼働が10分前に終わってて
買えませんでした。

ということがありました。

札幌、旭川、函館の都市部の駅だと終電まで指定席券売機が営業している可能性がありますが
名寄とかになると終電を待たずして指定席券売機がおねんねしちゃうので、注意が必要です。

その後、JR北海道のカスタマーセンターに問い合わせてみましたが、
「買えません」の一点張りで通話終了です。

結局、その翌日は普通運賃を支払って移動しましたね

道民の知り合いがいれば多少割高な手間賃を払っても当日に利用できるように発券を頼めますが、残念ながら筆者ゆうひ 友達があまりいないことで界隈を騒がせているのでそれは無理でした。
指定席が混雑している

ラブパスは12,000円で購入できて安いですよね

安いということはみんな買って
移動しちゃっているということです。


なんで指定席をとったところで窓側の座席が埋まってて、通路側の座席を指定でとらざるを得ない状況がありました。
(乗車ギリギリで発券するのがいけないと思いますが…)

ラブパスが使える期間は特急だから空いてて快適に移動ができる!という幻想は捨てなきゃダメかもしれませんね

特に北海道の王道特急の北斗は特に混むので移動する際は覚悟しておいた方が良いです。

稀に他人同士が隣同士だと車掌さんが気を使って空いてしまった指定席に誘導されるというラッキーなことがあるかもしれません。
北海道新幹線には乗れない
北海道フリーパスでも北海道新幹線は利用できませんが
ラブパスも同様に北海道新幹線には乗ることはできません。

現在の北海道新幹線は新青森〜新函館北斗なので北海道新幹線に乗れない!と不便を被ることはあまりなさそうです。

新幹線が利用できなくても奥津軽いまべつとか木古内とかのJR北海道では
新幹線しか通っていない駅でもラブパスは発売されているのが不思議ですね
払い戻し額がめちゃくちゃ高い

大半の人が北海道に来てからラブパスを入手するので、切符使わなくなったから払い戻すというケースは少ないですが
払い戻す場合は払戻し手数料として1,580円と1割以上のお金を支払わなくてはなりません。

ラブパスの12,000円は助成金によって成り立っているので無駄なく使えよ!という強いメッセージ性を感じます。

かく言う北海道フリーパスも払戻し手数料が1,090円しますのでJR北海道のフリーパスの払戻し手数料は高い傾向があるのでしょうか?

払戻しがリスキーなので道民の人でも行動が読みやすい前日に購入するのが吉でしょうね

レンタカーがバカみたいに予約できない


ラブパスは駅レンタカーがSクラス24時間 5,000円〜6,500円で利用できる
お得な特典があります。

駅レンタカー北海道からレンタカーを予約することができるですが、
これがバカみたいに
満車満車満車満車満車満車満車満車満車満車満車満車満車
と表示されてレンタカーの予約ができません。

筆者ゆうひも車を利用して観光地に行くというプランを立てていましたので駅レンタカー北海道でレンタカーを予約しましたが
「このクラスは満車です」
おっと?
レンタカーを借りる場所を変更して再度検索
「このクラスは満車です」
ありゃりゃ?
試しに自分が利用する日とは関係ない日付で検索してみても
「このクラスは満車です」
また変えてみても
「このクラスは満車です」
変えて…
「このクラスは満車です」

「このクラスは満車です」
「このクラスは満車です」
「このクラスは満車です」

ひたすら条件や日付を変えても満車の一点張り…

しまいにはブチ切れまして
半年先の日付で検索してやりました。
そして結果は
「このクラスは満車です」

もう知らん!と駅レンタカー北海道のサイトを閉じました。

北海道は車がないとまともに旅行ができないと言ったものですが

さすがにこれは何らかの陰謀が働いてると思わざるを得ませんでした。

ということで駅レンタカーの特典は受けられないと考えた方が心穏やかに旅ができます。


駅レンタカー北海道で予約各停画面までいけた人はご連絡受け付けておりまーす。

そもそも北海道は鉄道メインの旅が苦しくなりつつある



北海道を鉄道旅行する上でネックなのが本数が少ない、鉄道で行けるところがかなり限られるということです。

まだJR発足時とかだと急行列車がバンバン走っていて北海道の色んな地域に鉄道が張り巡らせていましたが今となっては主要路線しか残らず、特急・普通列車の数もかなり削減されています。

そんな感じなので、北海道を鉄道メインで旅行するならかなり緻密なスケジュールを立てないと厳しいと思います。

(昔の北海道鉄道旅も本数とかが少なくてだいぶ苦戦した記憶があります(笑))

北海道の主要な都市はラブパスが利用できる鉄道やJR北海道バスで行けますので、
北海道のマイナーなところを攻めない限りは大丈夫だと思います。

あまり元を大きくとろうとは思わずに、安く鉄道に移動できる手段として考えたほうが気が楽かもしれないですね

お得なものには裏があるということで
お得すぎるHOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パスの利用上の注意点についてまとめてみました。


多少、不便なことがありますが、それを十分に補う価格の安さと魅力がありますので、
またラブパスが発売されたらキハ40にでも乗ってまったり移動したり、特急に乗って快適に移動したりしたいもんです。

JR北海道は特急使わないと、まともに移動できませんから安価で購入できるのは非常にありがたいです。

ゆうひ
ゆうひ

なんやかんや言っても安いんでまた再販してくれないかな 

と願っています。

 

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