EX予約のグリーンプログラムを活用するとグリーン車に追加料金無料で乗れちゃいます。

商品紹介

この記事の要約 EX予約で新幹線に乗りまくるとグリーン車に乗れるよ

2023年5月下旬に2023年秋以降のEX予約の改定が発表されました。
ざっくりと改定の内容をお伝えしますと、
今まで東京〜新大阪を1往復しただけで年会費の元を取れていたのですが改定後には2.5往復くらいしないと年会費が元が取れなくなってしまうみたいです。

さらには年会費不要のスマートEXとの割引の差が小さくなってしまったようで
年会費支払うEX予約の会員である必要ないよねってことで解約予備軍の人たちを増やしてしまいました。

EX予約の改定後の活用法としましては近日、記事にする予定ですので一旦その話は置いときまして

EX予約のサービスのひとつであるグリーンプログラムについて紹介したいと思います。

グリーン車にお得に乗りたいのであればEX予約に入会することをおススメします。
もちろん割引率改定後もね

新幹線のグリーン車ってどんな感じ?

ここでは東海道・山陽新幹線で運行されているN700系のグリーン車についてご紹介します。

以下、新幹線のグリーン車に乗車した記事です。
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大きく違うのは座席の配置です。

普通車は3席・2席の配置で5席横並びの配置になりますが


グリーン車は2席・2席で4席横並びの配置になりますので
その分、座席幅も普通車よりも広く作られています。


普通車の座席の幅は約40㎝になります。(B席だけ少々広く3㎝です。)

グリーン車は普通車の座席よりも10㎝広い50㎝になりますのでゆったりしています。


全席にフットレストがあります。 ペダルで高さ調整ができます。
グリーン車は何回か乗っているのですが未だにこのフットレストは靴を履いたまま使うのが正解なのか脱ぐのが正解なのか分からないので靴を脱いでくつろいでいます。

正解としては、そのままの状態なら土足可でひっくり返した状態なら靴を脱いで利用するみたいです。

その他の設備としては
テーブルが普通車にもある座席の背面のところだけではなく肘掛けにも小さなデーブルが収納されています。

コンセントですが
普通車ですとN700Aなら窓側の座席の足元の部分にあってN700Sだと肘掛けの先端にありますが、グリーン車はN700Sと同様に肘掛けの先端にコンセントがあります。

まだN700Sがなかった頃にグリーン車に乗った時にコンセントを使おうと普通車と同じノリで窓側の足元の部分を見てみたらコンセントがなくて
グリーン車はコンセントないのか?いや!ないはずない!と探して肘掛けの先端に窓側・通路側両方コンセントがあるのを見つけた時は
さすが!グリーン車だ!と感心してしまいました。

使ったことないですが読書灯もありますのでとにかくリラックスしてくれ!という設備が整っています。

EX予約で新幹線に乗りまくるとグリーン車に乗れるグリーンプログラム

EX予約(エクスプレス予約)にJR東海エクスプレスカードビューカードで入会すると新幹線に乗車したときにグリーンプログラムのポイントが付与されます。

このグリーンプログラムというのはポイントを一定まで貯めると普通車指定席の値段でグリーン車にアップグレードできます。

新幹線の利用区間に応じて、登録不要で自動的にポイントが付与されますので東京〜大阪を1年のうち新幹線10回くらい乗りますよ となるとグリーン車にアップグレードできるくらいポイントが貯まります。

飛行機だと、飛行機に乗りまくるとマイルが貯まって、マイルが貯まると航空券と引き換えることができますが東海道・山陽・九州新幹線の場合は、EX予約でグリーンプログラムのポイントを貯めて指定席と同額でグリーン車に乗れます。

付与ポイントの決定は利用区間が長ければ長いほど大きなポイントを得ることが出来ます。

利用区間の蓄積ポイントはA区間からG区間までの7段階あり、この距離までは〇区間という区分がなされているようです。

東京を起点にすると
区間 東京起点 ポイント 距離
A区間 品川、新横浜 10ポイント 特定特急料金の区間
B区間 小田原~静岡 20ポイント 200km以下 A区間除く
C区間 掛川~岐阜羽島 50ポイント 201km以上400㎞以下
D区間 米原~新神戸 90ポイント 401km以上600㎞以下
E区間 西明石~福山 110ポイント 601km以上800㎞以下
F区間 新尾道~新下関 130ポイント 801km以上1,100㎞以下
G区間 小倉~鹿児島中央 150ポイント 1,100km超
となります。
G区間より上のランクはないので
東京から小倉に行こうと鹿児島中央に行こうと150ポイントで頭打ちになります。

そして肝心のどのくらいポイントを貯めればグリーン車に乗れるのかって話ですが
こちらは利用種別によってグリーン車に乗れるポイント数が変わってきます。

各駅停車タイプのこだまやつばめ
600P

準速達タイプのひかりやさくら
800P

速達タイプののぞみやみずほ
1,000P

となります。

こちらはこどもでも同じポイント数で、
1列車しか有効ではありません。

またのぞみからひかりに変更する時は差分の200Pが戻ってきますが逆にひかりからのぞみに変更するときは800P事前に交換しているので200P追加で必要になります。


のぞみのグリーン車に乗車するなら
1,000ポイント必要で
東京〜新大阪だと1乗車で90ポイント付与されます。
なので1000÷90=11.111…ですので年に6往復すればグリーン車にアップグレードできます。

1,000ポイント貯めるのに一番効率の良い方法は

東京・品川〜小倉・博多を早得で乗る方法で
早得だと東京・品川〜小倉・博多は17,310円になります。
そしてポイントは150ポイント付与されます。
先述の通りポイントの付与上限が150ポイントになりますので
東京から鹿児島中央がEX予約で乗車できる最長距離ですがそれでも東京〜博多と同じ150ポイントまでしか付与されません。

1,000ポイント貯めるには

1000÷150=6.66…
となりますので

東京・品川〜小倉・博多を7回乗る必要があります。

つまり東京〜博多を3.5往復すればのぞみのグリーン車に乗れるというわけです。
(東京〜新大阪だと6往復になります。)

東京〜博多の移動は飛行機が9割となっていますので新幹線で博多を往復するのはマニアか飛行機嫌いの人たちがほとんどだと思いますが…

グリーン車で東京から博多まで行ってみる

実際にグリーンプログラムのポイントを使ってのぞみのグリーン車に乗車してきました。



どうせ使うなら 最大限にこの恩恵にすがろうと思い、 のぞみ 最長区間の東京~博多間 をグリーン車で乗り通したいと思います。

ということで 東京駅にやってきました。
乗り込むのは東京 8時12分発ののぞみ15号 博多行きです。



東京~博多間を EX予約 グリーン車で乗車した場合かかる料金は28,320円ですが 今回はグリーンプログラムと 21日前までに予約すると安くなる早得を利用したことによって、 約1万1000円 通常より安くグリーン車に乗ることができました!

博多まで約5時間かかりますが 飛行機より安い値段で快適かつ優雅に移動時間を楽しむことができそうです。

ちなみに東京~福岡のJALの航空券の料金は、1ヶ月前に予約すると約2万8000円 EX予約でグリーン車に乗車する料金と同じくらいの値段となっています。

乗り込む車両は最新型のN700Sです。

どうせ乗るなら最新型の車両のグリーン車に乗りたいというのと、N700Sだと東海車の確率が格段に上がります(西日本車は2023年5月の時点で2編成しかないです。)ので余命僅かわずかとなりましたAMBITIOUS JAPAN! を聴くことができます。


ご対面いたしました。 こちらが 5時間座るグリーン車の座席になります。
グリーン車に乗るのは初めてではないですが、いつ来てもこの重厚感溢れる空間にテンションが上がってしまいます。

しかし、グリーン車の車内はお上品にしていなければならないので高ぶるテンションを抑えながら心の底で喜びをかみしめます。

土曜日の朝の便ということで グリーン車でもそこそこの人が座っています。
EX予約のシートマップを見てみると窓側は全て埋まってるようでした。

この快適な空間で隣に人が来てほしくないなと願っていましたが結局 博多まで隣に人が来ることなく終始、快適に過ごすことができました。

シートが広く車両辺りの人口密度が少ないので快適に過ごせました。
(普通車だと東海道区間はギチギチですからね)

客層としてはお金もってそうなおじ様がちょこちょこいて、後は同じグリーンプログラムで乗っているのかな?と思えるような普通の人もそこそこいました。
家族連れもいました。


グリーン車 名物のおしぼり が配布されました。
こちらはおしぼりとして使うのではなくて掃除用に重宝しています。

座席の肘掛けにある小さなテーブルを出してみました。
お弁当とか食べるのには適していませんがお菓子を食べるくらいだったらこちらのテーブルの方が良いと思います。

ちょうど広島サミットが行われていたからか
サミット期間中はのぞみ停車駅のテロ対策でゴミ箱が使えなかったからでしょうか車内でゴミ袋を持ったアテンダントさんが巡回していたのが目立っていました。(通常サービスみたいです。)

博多まで5時間あるので色々しました。
東海道区間は純粋にくつろぎながら車窓を眺めていました。

新大阪〜岡山は仮眠をとりました。
熟睡とまではいきませんでしたが、気持ち普通車と比べてすぅーと入眠できたような気がします。

岡山からはトンネルが多くなるのでブログの文章を書いたりアニメを観てたりしていました。



気がついたら九州に入っていて博多はもうすぐというところまで進んでいました。
5時間座っていましたが全然疲れませんでした。

以前、普通車で品川〜博多 乗ったらお尻に鈍痛を感じた気がします。
というより えっ?もう終わり…?という気持ちのほうが強かったです。

博多に着いて待ち構えている清掃員のおばさんたち
さぁ至福のひとときは終わりだ!と言わんばかりにデッキにたむろしていました。

博多に着いた列車は約30分後に折り返して再び東京へと向かいます。

のぞみは博多より先には行かないのでグリーン車の最大限の時間を味わったつもりでしたがまだまだ足りませんでした。

帰りもグリーン車に乗って帰りたいよぉ
と思いましたがポイントは使い切ってしまったので飛行機でポンと帰りました。

グリーンプログラムの注意点

ポイントの期限が最短6ヶ月と短い
グリーンプログラムのポイントは有効期限が短いです。

1月から12月まで貯めたポイントは来年の6月までが有効期限となります。
なので 12月に新幹線に乗車して貯めたポイントは6ヶ月以内に使わなければ失効してしまいます。

普通のポイントだったら使用してから1年くらい有効期限がありますが、このグリーンプログラムのポイントは最長 1年半、 最短で半年とポイントとしては特殊な扱いになります。

なので 計画的に新幹線に乗らないと、せっかく貯めたポイントも有効活用できなくなってしまいます。
めちゃくちゃ新幹線に乗らないとポイントが貯まらない

グリーンプログラムはめちゃくちゃ新幹線に乗る人ではないと お得にならないサービスです。
東京~新大阪を年に6往復しないとのぞみのグリーン車と引き換えることができません。
年に6往復ってかなりの数で帰省でも多くても年に3回ぐらいだと思います。 なので 出張で新幹線を利用するビジネスマンくらいしか1000ポイントは貯められないのかなと思っています。

筆者ゆうひも かなり東海道・山陽新幹線を乗りますが、 それでもなかなかポイントは貯めづらく、 友人の協力を得てようやくのぞみの1000ポイントを貯めることができました。

新幹線めちゃくちゃ使うよ っていう人以外は恩恵を受けられないのがうまくできてるなと思います。

実際 こだまは 600ポイントと少ない ポイント数でグリーン車に乗ることができますが 東海道新幹線の遠距離だと通常料金よりも安い、EXこだまグリーン早得などがありますので旨味がありません。
プラスEX会員だとそもそもポイントが付与されない

グリーンプログラムはEX予約会員になれば誰でも自動的にポイントが貯まってグリーン車と引き換えれるわけではありません。

グリーンプログラムの対象の会員としてはJR東海エクスプレスカードという専用のカードを登録した人とビューカード経由で登録した2パターンになります。

自分の持っているクレジットカードと紐付けることによって新幹線が予約できるプラスEX会員はグリーンプログラムの対象外となります。

俺 めちゃくちゃ新幹線乗ってっからそろそろ グリーン車 乗れるかもな! と思ってる方でもプラスEX会員ですと 1ポイントもポイントが貯まりませんのでグリーン車に乗ることはできません。

JR東海エクスプレスカードもカードの効果としては凡庸的ですので

個人的にはJREポイントなどが貯められるビューカードからEX予約会員になるのが一番良さそうですね(実際にビューカード会員ですので)

グリーン車に乗って良かったこと

普通車に比べて快適性が全然違う

グリーン車は快適に移動するための設備が整っていますので 普通車と比べて 快適性が断然違います。

これは実際に乗ってみないと うまく言い表せないのですが、とにかくゆったりとしていて慌ただしさがなくそこだけゆっくりと時間が流れているような感覚です。

空気がクリーン

グリーン車は空気がクリーンです。 なんか普通車にいる時とは違う澄んだ空気が流れてるような気がします。

実際に グリーン車の窓側座席は 空調を調節できる吹出口があり 暑い時は開けて寒い時は閉めれるようになっています。

長時間乗っても疲れない

のぞみで東京博多間を5時間 乗り通しましたが グリーン車に乗ってると全く疲れずに移動することができます。

普通車に長時間座っているとだんだんお尻が痛くなってきますが
グリーン車は全くそんな前兆もみせずにあっさりと博多についてしまいました。

グリーン車を利用する目的としては快適性や静寂さだったりを求めてる方が多いと思います。

客層がお上品で静か

グリーン車にはそれなりのお金をかけて乗るので乗っているお客さんもお上品な方々が多いです。
そしてなんと言ってもその上質な空間 +静寂さが相まってより高級感があるように思います。

グリーン車にはそれなりのお金をかけて乗るので乗っているお客さんもお上品な方々が多いです。
そしてなんと言ってもその上質な空間+静寂さが相まってより高級感があるように思います。



グリーンプログラムでグリーン車に乗るのはハードルが高いですが、 長距離の移動の際は 少々 奮発して グリーン車に乗って快適性を買うのも一つの選択肢だと思います。

ゆうひ
ゆうひ

グリーン車の快適性を知ってしまうともう沼です。

訪問日 2023/5/20

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