香川県(小豆島) 定期観光バスで小豆島を巡ってみる 日本全国47都道府県を巡る旅(10)

旅行

はじめに

2泊3日の四国滞在最終日は瀬戸内海で2番目の面積を誇る小豆島(しょうどじま)に行きました!
小豆島の移動なのですが…
レンタカーは一人だと高いし、石垣島の事故でトラウマになっているのでパス
小豆島にはバスが運行していますが本数少なそうだしなおかつ行程立てるのがめんどくさい!(ガチンコで考え出すと丸1日中考えちゃうんです。)
タイトルでお分かりの通り今回は定期で運行している観光バスで小豆島を周遊していきます!
要するにツアーで観光しましょということです。
小豆島に来たときに車もバスもちょっとなぁ…って方にお役に立てたら嬉しいです。
朝の6時過ぎ高松港に到着して始発の6:25の土庄(とのしょう)行きのフェリーの切符を買って乗り込みます。
60分かかる通常のフェリーが700円、35分で小豆島へ行ける高速船が1190円です。
今回はあまり急いでないので通常のフェリーで移動します。
フェリーに乗り込むのですが歩行者用の入口はなく車両と同じように船に乗り込んで階段で上がって客室に行きます。
船内で日の出を見る
日が出てきた頃に土庄港に到着
土庄港にて フェリーとモニュメントの太陽の贈り物
さてこのときの時刻は7:30 そして観光バスの出発時間は9:45と2時間以上時間があるので歩いて土庄周辺を観光して行きます。

徒歩で観光

レンタサイクルの貸し出しを行っていますが観光センターが8:00から開くので30分持て余してしまいます。(レンタサイクルは有料)
なので徒歩で観光することになったのですが有名なエンジェルロードまで2kmの道のりです。
歩いているのに慣れているのでどうってことないですし歩くことによってその土地の魅力を発見しやすいというのもメリットです。
小豆島の街並みを楽しみながら歩く
小豆島国際ホテルの裏側の港
この近くにエンジェルロードがあります。
エンジェルロード
ありました! エンジェルロードです。
運良く干潮で対岸の島まで道が出来ています。
その前に恋人の聖地の約束の丘展望台でエンジェルロードを一望します。
うん! 絶景だ!
長い距離をとぼとぼ歩いた甲斐がありました。
下に降りて対岸の島に何があるか散策しようと思います。
向こうの島に到着しました。
恋愛祈願の貝殻の絵馬が飾ってあるだけでこれ以上は進めませんでした。
これはカップルで来るやつだな…
と思いそのまま引き返しました。

世界一狭い海峡 土渕海峡
続いてやってきたのは土渕海峡という世界一狭い海峡です。
小豆島は2つの島で構成されていて土庄があるのは実は前島という島でこの海峡を越えると小豆島になります。
海峡らしいがどうみても川にしか見えない
学校があり海峡を挟んでグランドがあります。 ここに通っている生徒は海峡を越えてグランドに行くんですね(笑)
世界一狭い土渕海峡 一番狭いところで9.93m
走り幅跳びの選手なら飛び越えられそうな気がしますが世界記録が9mほどなので残念ながら飛び越えられませんね
横断証明書が発行してるみたいです。
橋を渡る感覚で証明書もらえます!

観光バスで観光

さて土庄港に戻り観光バスを待ちます。
お値段は観光バス料金 4200円+おさるの国と二十四の瞳映画村の入場料の1050円の合計の5250円を現金で支払います。 詳細はこちら
入場料がセット料金で150円ほど安くなっています。 たぶんツアーに参加した人全員がここで前もって買っているんじゃないかなと思います。
出発時間5分前に観光バスに乗り込みます。
この日は38名の乗客がいたそうです。
後でガイドのおばちゃんと話す機会があったのですが普段は10人くらいらしいです。
金曜日だけど年末だから人が多いと勝手に解釈しました。
客層は家族連れ、老夫婦、カップル、若い女の子二人組と様々でしたが大半の人から日本語は聞こえなかった(笑)
9:45 バスは出発しました。
銚子渓 おさるの国
最初に行くところは銚子渓 おさるの国です。
野生の猿を間近で見ることができる動物園です。
僕は動物が大好きなので小豆島に来たら是非行きたいと目星をつけていました。
ここに来る路線バスがなかったのでここに来る観光バスが決め手になりました。
あらかじめ購入したチケットを差し出して入園します。
最初に10分ほどモンキーショーを見ます。
ショーに登場したのはミミちゃんというメスの猿です。 このモンキーショーはミミちゃんともう一匹のオスの猿で回しています。

逆立ち芸

ミミちゃんのサービスショット
ハードルも軽々と越えていく
竹馬に乗っていてもハードルを越えることが出来るから凄い!
他にも綱渡りをしていました。
前を向いて渡ることは比較的簡単だけど後ろ向きで渡るのは猿の習性上、敵に背中をみせるというのと同じで本能的に難しいことみたいです。
それでもミミちゃんは熟練しているのでゆっくりながらもやってのけてしまいます。
凄いですね
芸を指示するおばちゃんが
「ミミちゃん! ちゃんと芸しないと餌あげないよ!」と言いそれをミミちゃんも理解しているみたいで指示通り芸をしていきます。
ショーを見ていて楽しかったちゃ楽しかったのですが
この芸が出来るまで必死に訓練されたんだなぁ… かわいそうだな…と大人な感情がでてしまってミミちゃんに同情してしまいました。
動物を愛する者としては見ていて心苦しかったです。
ショーが終わりおさるの国へ入って行きます。

丘を登っていくと大量のお猿さんが現れました。
人間より猿の方が多い状況ですね
子供の小猿がかわいかったですね

餌に群がる猿 人間が檻に入って餌をあげます。
この状況にこう言いたい
「この猿野郎がぁ!!」(フリーザ様)

名物の猿団子 人間で言うおしくらまんじゅうで猿同士で温めあっています。
下にいる猿はB群と言われています。
そして上にいる猿はA群でヒエラルキー高めの奴らでボス猿がいるのもこのA群みたいです。
立場の弱い子供の猿は餌を口に咥えると飲み込まず頬で蓄えるみたいでお腹が空くと飲み込むみたいです。
子供の猿は親だろうが餌をもらうことができないみたいで餌をもらうというのはめったにない珍しいことみたいなので習性上頬に蓄えるみたいです。
厳しい縦社会ですね
このおさるの国は銚子渓というところにあってさらに上に行くと展望台に行けるみたいですが残念ながらツアーの人は時間の都合上行けないと係員さんに言われました。
ストリートビューで見た展望台の眺望を載せておきます。

おさるの国に行きたいけど車を運転したくない(できない)方は観光バスで楽々行けますよ!

寒霞渓
小豆島の眺望スポットの寒霞渓に行きます。
バスで行く場合 お高い往復のロープウェー代を支払って見れる景色ですがこの観光バスではロープウェーに乗らないで頂上の景色を観ることができます!
また、ツアー代金と別途になりますがオプションとしてロープウェーを頂上から麓まで乗れます。
この寒霞渓で昼休憩を取ります。

総工費1億円のトイレとてもゴージャスで気持ち良かったですね

第一展望台からの景色

第一展望台は海と山両方を見れる絶景でした

第二展望台からの景色

第二展望台も景色が良かったのですが人が少なかったですね ツアー客は最初に第一の方に行ってパシャるので最初に第二展望台から行って後でゆっくり第一展望台に行った方が得策ですね
ツアー客がインカメでパシャパシャ撮っているのを感化され僕もセルフタイマーで自分を収めようとしましたが失敗しました(^。^;)
売店でオリーブチョコを試食しました。
オリーブの味は正直よく分かりませんが美味しかったのでパクバクとお昼変わりに食べまくりました(笑)
オリーブチョコの試食する箱が10個くらいあって気兼ねなくつまめます(笑)
このオリーブチョコは寒霞渓限定のお土産みたいなので気になる人は是非!
ちなみにお昼ですが事前にコンビニでおにぎりを買ってしまって食べてませんがレストランで食べでも良いらしいです。
先ほどオプションとして片道ロープウェーに乗れると説明しましたが
11:50に乗っている観光バスが頂上を発車してロープウェーの麓の駅まで回送します。(ロープウェーに乗らない人は回送バスに乗って移動する)
そしてロープウェー組は12時に下りのロープウェーに乗り、麓の駅で合流するという2ルートがあります。
僕はバスルートの方を選択しました。
理由は簡単でロープウェーが片道1080円もするからでせっかく観光バスで移動しているから追加料金なしのバスルートにしました。
ほとんどのツアー客はロープウェールートでバス車内はガラガラでしたがゆっくりゆったりとバスの車窓を眺めることができました。
二十四の瞳映画村
二十四の瞳映画村
小豆島の有名な観光スポットの一つで島の南部の外れに位置しています。
二十四の瞳というのは

小豆島出身の作家壺井栄が1952年(昭和27年)に発表した小説である。

第二次世界大戦の終結から7年後に発表された小説で、作者の壺井栄は、自身が戦時中を生きた者として、この戦争が一般庶民にもたらした数多くの苦難と悲劇を描いた。
Wikipedia参照

僕自身もタイトル知っているし大昔にテレビで放送していて観た記憶があります。

映画のセットが展示されているところですが映画とは関係ない昭和の街並みも再現しています。

海に面した校庭 景色いいなこれ

岬の分校 雰囲気を出すために白黒に加工しました。

教室の様子を写真に収めようと思っていたのですがわちゃわちゃと人がいたので教室全体は写せなかったので

代わりにストリートビューで教室の様子を載せておきます。

二十四の瞳の銅像

バス停 待合室が樽でできています。
正直な感想を言うと僕みたいな若者が行ってもそうなのかとしか言えないですね…
理由としては昔の二十四の瞳の映画を観ていないからでしょうね
(作品を観ていないけど聖地巡礼に行く感じ)
昔の二十四の瞳の映画観てて下調べした人とか昭和の時代を生きてた人には楽しい場所だと思います。
道の駅 オリーブ公園
最後に立ち寄ったのは道の駅オリーブ公園です。 小豆島と言えばオリーブでオリーブの木が生えていて全体的にフォトジェニックなスポットになっています。
オリーブ公園=小豆島のイメージと言ってもいいくらい良いところです。

天気も快晴でとても気持ちいいです。

日時計みたいなモニュメントがありました。
ツアー客はここでパシャパシャ写真を撮っていました。

有名なギリシャ風車
日本でオリーブの栽培に成功したのは小豆島のみらしいです。
それほど育てるのが難しいものなんでしょうね

オリーブソフトとオリーブ色の郵便ポストとツーショット
オリーブの具体的な味は分かりませんがこのオリーブソフトは青リンゴみたいな味がしました。
後このオリーブ公園は魔女の宅急便の聖地?みたいで竹箒を貸してくれるみたいでみんな空を飛んでる風に見せかける写真を撮っていましたね(僕は流石にやってません(^^;))
その他
他によったところは小豆島八十八箇所の霊場の佛ヶ滝
子宝に恵まれると噂のパワースポットですが僕は寺院にあまり興味がないし子供を産んでくれる配偶者もいないということでさらっと見てバスに戻りました。

一応 小坊主看板を撮影しました えへへ!

佃煮処の一徳庵
小豆島はマルキン醤油というのが有名です。
醤油に関連したお土産屋が多くあります。
僕は食べなかったのですが醤油ソフトというのが300円で売られています。
興味ある方は食べてみてください!

オリーブ公園を出た後は宿泊客のために小豆島国際ホテルに先に行き、その後土庄港に戻ります。
どこのサイトにも載っていなかったのですが小豆島国際ホテルはホテルの宿泊客じゃなくても降りることができます!
しかも小豆島国際ホテルはエンジェルロードに近いのでバスツアーにエンジェルロードはないですがここで降りて見れば大丈夫です!
再び土庄港に戻るのは大変ですがその他の坂手港、福田港、大部港だとこの小豆島国際ホテルで降りた方が様々な系統のバスが走っている国道に近いので便利です。
僕も楽したいので宿泊客ではありませんがこの小豆島国際ホテル前でバスを降りました。

小豆島から本州へと帰る

小豆島から本州へと帰る
帰りは大部港という港からフェリーに乗って日生港まで行きます。
理由は日生港は駅直結ですぐに電車に乗って帰れるからです。
スーパーや家電量販店などの店が密集しているオリーブタウンから大部まで路線バスのオリーブバスで移動します。
このオリーブバス どんなに乗っても運賃が300円なのでとても安く移動することができます。

オリーブタウンから20km先の大部まで移動しても300円のオリーブバス
観光バスの他にバスで小豆島内を周遊する案もありました。 1日乗車券が1000円ととても安いですが本数がそんなに多くないのでバスで周遊する場合はしっかりと行程を考える必要がありますね
グルメ cafe sanwa
小豆島に限らず四国全般に言えることなんですが飲食店が閉まるのがめちゃくちゃ早いです。 大概15時で閉まります。 一部はランチ営業は15時まででディナー営業は17時からというパターンが多いです。
ツアーが15時過ぎに終了してさぁ名物でも食べようかと思いましたが開いている店がなく右往左往していました。

右往左往してる間にバスに乗る時間が来てそのまま本州に行くフェリーがある大部港へ来てしまいました。

大部は店が何もないところで空腹の僕は本州までご飯はお預けか… と途方に暮れていたときにフェリー乗り場に隣接しているカフェを見つけました。
cafe sanwaというカフェで調べてみるとナポリタンが美味しい店みたいです。
値段も600円と田舎の小さい店ながらも安い価格設定でした。
フェリーを待っている客をターゲットとした店で入った瞬間 「フェリーに乗る?」と気遣ってくれました。

乗る予定のフェリーが大部港に着岸する様子が見られるカフェになっています。

定番のナポリタンを注文!
熱々の鉄板と共にやってきました!
予想より量が多めでこれで600円はお得感がありますね
粉チーズとタバスコがかけ放題です。

お腹も膨れて乗船券を購入します。
この両備小豆島フェリーはICカードの支払いが可能なのでサクッと支払えて便利ですね!
岡山県の日生港まで1時間少々の船旅です。
乗客はあまりおらず座席を広々と使うことができました。横になってぐったりしてました(笑)
1時間ほどで日生に到着 フェリー乗り場から駅まで1分で行けます。
香川は一通り紹介したかな?と思います。
ゆっくり帰りたかったのですが翌日朝からアルバイトがあるのでほぼ終電で帰宅しました。
訪問日
2019/12/27
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