こちらの記事を最初に見てからこちらの記事を読むと理解度や面白さが違ってくると思います。
レール＆レンタカーきっぷを実際に利用して旅に出ました。
レール＆レンタカーきっぷを最大限に活用した内容となっていますので、レール＆レンタカーきっぷを使った旅の参考になれれば幸いです。
今回の旅の目的はレンタカーで琵琶湖を一周することです。
旅程としてはまず東京から北陸方面に行きます。
大宮から北陸新幹線の最速達列車のかがやきに乗車して一気に金沢へ
金沢からは北陸本線の普通列車と特急を乗り継いで滋賀まで移動し、滋賀県に入ったら長浜を途中下車で楽しみます。
そして18時30分にようやく、米原にてレンタカーを借りて縦横無尽に移動をします。
翌日の早朝から夕方にかけて琵琶湖一周を行い、最後は東海道新幹線で一気に東京へと帰る行程です。
レール＆レンタカーきっぷを購入するにはみどりの窓口で係員さんから直接きっぷを購入する必要があります。
利用当日でも購入することは可能ですが、前もって購入することをおススメします。
窓口に並ぶ時間やきっぷを発券する時間が思いの外かかるからです。
乗車券の区間は分倍河原から東京都区内で
大宮、金沢、米原を経由して東京に戻ってくる一周乗車券にしました。
一周乗車券は片道乗車券ですのでJRの遠距離逓減制の制度を活かして、往復の値段よりも安い値段で行けるように工夫しています。
そこからさらに乗車券が2割引ですので、東京から滋賀まで往復できるのにかかわらず、1万円ちょっとと破格の値段で購入可能です。
鉄道を使って大移動する
目的地が滋賀県の米原ですが、米原とは逆方面の北に向かって移動します。
※北陸新幹線敦賀延伸前の行程ですのでご参考までにお願いします。
大宮へとショートカットするために武蔵野線経由にしたのに台風2号の影響で武蔵野線が大幅遅延していました…
武蔵野線の電車が40分くらい遅れていまして、指定で予約しているかがやきに間に合うのか常にヒヤヒヤしていました。
ちなみにレール＆レンタカーきっぷで発券した指定席特急券は乗り遅れても通常の指定席特急券と同じく、後続の自由席になら乗車可能みたいですのでどうしても所定の列車に間に合わない場合でも安心です。
なんとか指定席を予約した新幹線の発車時刻に間に合いました。
乗車するのは北陸新幹線の最速達種別のかがやきです。
東海道・山陽・九州新幹線の最速達種別ののぞみ・みずほは割引対象外の列車ですが、東北新幹線や北陸新幹線の最速達種別のはやぶさやかがやきは特急券の割引の対象ですのでレール＆レンタカーきっぷで時間と値段の節約をすることができます。
このかがやきの特急券を1割引で購入しました。
北陸新幹線の特急料金は高いので、1割引でも600円ほど値段を割り引くことができました。
金沢へと一気に移動する。
金沢へ到着しました。
ここから在来線の北陸本線に乗り換えます。
通常だとかがやきとサンダーバードの特急券を同時に購入すると、乗継割引でサンダーバードの特急券が半額になりますが、レール＆レンタカーきっぷは乗継割引が適用外ですので、普通列車と特急列車をうまく縫い合わせて移動します。
普通列車で移動
ひとまず西へ向かいます。
ある目的を果たすために小松で途中下車しました。
小松駅から5分ちょっと歩いてカレーの市民 アルバの本店に来ました。
満塁ホームランカレーを注文し、昼食をとります。
ボリューミーで美味しかったです。
米原を東海道新幹線で往復したら食べれなかったです。
これが一周乗車券の魅力ですね
次に乗る特急列車まで小松駅周辺で時間を潰します。
こまつの杜という無料で楽しめる施設が駅前にありますので、待ち時間も無駄なく過ごせました。
駅西側にある公園にボンネット型車両が保存されていました。
サンダーバードに乗車し、福井駅まで移動します。
ここから先はレール＆レンタカーきっぷの恩恵を受けませんのでなるべく節約していきます。
(北陸本線の普通列車で北陸本線の景色をゆったりみたいというのもありますが)
福井で敦賀行きの普通列車に乗り換え
敦賀に到着
網干行きの新快速に乗り換えます。
新快速を見ると関西に来たなァって思います。滋賀とも目と鼻の先です。
2駅進んで近江塩津で乗り換え
湖西線方面はそのまま直通していきますが、長浜・米原方面の琵琶湖線方面は近江塩津始発の列車でしばらく待たなければなりません。
というわけで途中下車して辺りを散策してみましたが何もありませんでした。
近江塩津 静かで良いところですが時間を潰すのには辛いところです。
余呉駅を通過
木ノ本駅で途中下車
少々歩いて、滋賀で有名なつるやパンの本店に来ました。
つるやパン 昔ながらのパン屋で雰囲気が良さそうです。
サラダパンを含む色んな種類のパンを購入しました。
滋賀でめぼしいグルメがなかったので翌日のお昼ごはんがつるやパンになりました。
つるやパンの周辺は国道ですが、狭い路地なので車で行くのが少々大変です。
なので電車で降りて駅から歩いて行ったほうが効率的です。
電車でアクセスできるところは電車で行き、車でしかアクセスが難しい場所は車で行けるのがレール＆レンタカーきっぷの強みです。
木ノ本でぶらっと1時間過ごし、後続の列車に乗り長浜に向かいました。
長浜も車よりも電車で行って歩いて散策しやすい街です。
豊公園にて
これからさんざん見るであろう琵琶湖とご対面
長浜城と噴水広場
黒壁スクエアがある東側を散策
レトロな雰囲気が特徴的な長浜タワー(改修されて綺麗になりました。)
長浜のアーケード街を散策
18時30分 ようやく駅レンタカーを借りる米原駅に到着しました。
米原の駅レンタカーの営業所は西口からすぐの場所にあります。
駅レンタカー券を手渡すと手続きがスムーズにいきます。
米原の営業所でもレール＆レンタカーののぼり旗がありました。
借りたのは1番安い値段の軽自動車です。
軽は燃費が良いのでガソリンも普通車と比べてかからないのでレンタカーの中ではコスパが良いです。
今回は丸1日の24時間車を借りることにしました。
レール＆レンタカーきっぷの12時間の利用料金が※6,600円に対して、24時間の利用料金が※7,700円と1,100円しか値段が変わらないので、気軽に長時間借りることができます。
※2023年4月現在の料金です。
晩御飯でちゃんぽん亭の近江ちゃんぽんを食べて、彦根の快活CLUBで宿泊します。
ちゃんぽん亭と快活クラブは駅から離れた位置にあるので電車でのアクセスが難しいです。
こういったところに気軽にアクセスできるのは、レンタカーの強みです。
翌日、早起きして6時に出発しました。
レンタカーの返却時金は18時30分なので12時間で琵琶湖を一回りします。
滋賀県北部にある余呉湖
余呉駅の近くにありますが、なかなか行く機会がなかったので今回行けて良かったです。
湖畔を一周しました。
余呉駅
田舎の駅ですが朝だからかそこそこ利用者はいました。
踏切待ちをしていたら敦賀以南では珍しい521系が通過していきました。
琵琶湖一周のルートですが、
琵琶湖を反時計回りで進み、湖西線沿いを走行します。
そして堅田と守山を結ぶ琵琶湖大橋を渡り、湖東へそして大津、坂本を経由してもう1回琵琶湖大橋を渡り、今度は琵琶湖線に沿って北上して米原に戻る8の字ルートで一周していきます。
琵琶湖北端にある奥琵琶湖パークウェイに立ち寄ろうとしたら台風の影響で道路が封鎖されていました。 ありゃりゃ…
海津大崎
琵琶湖の北側は湖の水が澄んでいますので写真映えしますね
メタセコイアの並木道(マキノ)
マキノ高原
ここでキャンプがしたいですね
琵琶湖を見ながらドライブの休憩
湖上に鳥居がある白髭神社
一般の車両が路面を走行することで有名な京阪京津線のびわ湖浜大津駅
琵琶湖南端の滋賀県庁がある大津
琵琶湖線は何度も乗っているし、京阪京津線・石山坂本線も乗ったことあるのに大津自体歩くのが初めてです。
1570円支払って有料道路の奥比叡ドライブウェイをドライブしました。
びわ湖展望台で琵琶湖を高台から望みます。
有料道路上にある展望台ということで人っ子ひとりもいなく琵琶湖の眺望を独り占めです。
運転していて写真を撮れなかったのですが展望台からズームしまくって琵琶湖大橋を撮影
奥比叡ドライブウェイで行けるところまで行ってみました。
しかし展望はあまり変わらずでした。
安土城跡に来ました。
タダで入れると思ってたら入場料が700円もかかってびっくりです。
めちゃくちゃ急な石段を昇る
頂上の景色
琵琶湖を望むことができます。
湖東は湖西と違い、平地なので琵琶湖を見れるところが案外少ないので琵琶湖スポットとしては貴重です。
クラブハリエの本社があるラ コリーナ近江八幡に来ました。
ここでクラブハリエのバームクーヘンをお土産として購入します。
他にも美味しそうなスイーツがチラホラとありましたがどれも4桁円でお高かったです。
クラブハリエのバームクーヘンを購入しました。
周りが砂糖でコーディングされていてめちゃくちゃ高級感あるバームクーヘンでした。
めちゃくちゃフォトジェニックなスポットです。
緑が多くて目に優しい
時間があれば彦根に立ち寄って国宝の彦根城でも見に行こうと思いましたが、彦根はどこも駐車料金がかかりますし、彦根城へは彦根駅から歩いて行けますので鉄道でも問題ないということで今回は見送りました。
車を返却前に給油
300kmくらい走ったにもかかわらず給油量は14Lでセルフだったので
155円/Lと格安でした。
やはり軽自動車は燃費が良いですね
ちなみに走行距離は318kmでした。
琵琶湖一周がだいたい200kmくらいなのでそんくらい行きますね
米原の営業所に到着
今回は借りた営業所と返す営業所が同じですが、駅レンタカーでは借りた営業所から50km圏内の営業所なら無料で乗り捨てできます。
営業所に到着したら係員さんに車を引渡すだけです。
そこからすぐに帰りの列車に乗れます。
特急券の割引は初っ端で使ったのでEX予約で特急券を購入します。
のぞみは特急券割引が対象外なだけで普通に買い足せばのぞみも乗車可能です。
米原はこだまとひかりしか停車しないので名古屋まで移動して、名古屋でのぞみに乗り換えます。
東京駅に到着しました。
一周乗車券なので往復で1万円ちょっとで大変オトクでした。
これでレール＆レンタカーきっぷの旅は終了です。
鉄道×レンタカーの掛け合わせでお互いの良いところを享受しながら
活用してみてください。
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