こんにちは!

筆者ゆうひでございます!

先日、関西と山陰をお得すぎる値段で移動できる
新幹線・やくも早得3の記事を紹介しました。
新幹線&やくも早特3というコストパフォーマンスに優れた切符がありますが、この切符を購入する時にオプションとしてついてくる
松江・出雲ミニぐるりんパスという切符があります。
この切符は島根の中心部と鳥取の米子周辺を周遊できる切符となっていて
なんと! この切符は特急の自由席に乗り放題ですし有名観光地の入場料も無料となる山陰観光で天下無双できる大盤振る舞いな切符なのです!
この記事ではその松江・出雲ミニぐるりんパスがどれほどお得なのかを紹介していきたいと思います
松江・出雲ミニぐるりんパスとは?
松江・出雲ミニくるりんパスはe5489で新幹線&やくも早特3を購入した人がオプションで購入できる周遊の切符となっています。
概要は上記の通りで
この切符を利用するには絵5489で新幹線&やくも早得3の購入する必要があって
この切符単体では発売はされていません。
.値段は大人一人当たり4500円で連続3日間有効です。
なので1日あたり1500円で特急や観光地の入場料が無料になるので山陰においては18きっぷよりもコストパフォーマンスが高い切符ですね。
新幹線&やくも早得3と同様に、人数制限の縛りを行っておらず1名でも利用することが可能です。
気になる無料となる対象施設は下記のとおりです。
こう見てみると松江に入場料無料となる観光施設が固まっていますね。
これらは普通に入場すると高いところばかりなので、入場料だけでももとは簡単にとることができます。
自由席が乗り放題の松江・出雲ミニぐるりんパスを活用する
松江・出雲ミニぐるりんパスは特急の自由席が乗り放題になっています
特急の自由席が乗り放題なことを利用して節約の小技ができます。
新幹線&やくも早得3は
新大阪・新神戸~米子は4,500円
新大阪・新神戸~松江・出雲市は5,000円
となっています。
この金額差に着目して、新幹線&やくも早得3を新大阪・新神戸~米子の 4,500円で購入します。
米子までは特急やくもの指定席に乗り、米子に着いたら同じ特急やくもで自由席に移動して、松江や出雲市に行くことができます。
新幹線&やくも早得3の往路または復路が松江・出雲ミニぐるりんパスが有効期限内ならできる技で、指定席から自由席に移動するだけで時間も無駄にせずなおかつ500円節約することができます。
実際こういう乗り方をしていいのか車掌さんに問い合わせてみたところ、 OK と回答が出ました。不正乗車ではないので安心してください。
500円節約して松江に移動することができました。
米子~出雲市は普通列車の本数より特急列車の本数の方が多いので。ちょっとした移動でも大きな移動でも特急を活用することがこの切符ではできます。
(山陰特急のまつかぜやおきの7、8分後にやくもが来るダイヤとかがあるので割と利便性が高いです。)
松江・出雲ミニぐるりんパスで無料になる場所
続いて無料になる施設について実際利用してみての紹介をしていきたいと思います。
松江城
松江駅から松江城までは歩いて行けなくはないですが若干離れています。
松江市内なら路線バスや周遊バスを利用することができます。
大きな荷物を持っていても大丈夫です。
松江城は島根県庁のお隣にあります。
松江城天守閣入口
松江城の入城料は大人680円です。これが無料になるのでなんの迷いもなく入城します。
高台から見た景色 松江の街を一望できます。
こちらが国宝の松江城です。天守閣はお金を払わないと見れないので切符の効力を早くも実感しました。
松江城は国内に12ある現存天守閣のひとつであり、その12の中で5城しかない「国宝」と指定されている城の一つでもあります。
天守閣からの眺望(北側)
天守閣からの眺望(南側)
武家屋敷
武家屋敷は中級の武士が住んでいた屋敷です。
入館料は大人 310円です。
リアルすぎる人形がいます。 一瞬人がいると思ってびっくりしてしまいます。
質素な庭園
堀川めぐり
松江城のお堀をぐるっと周遊する堀川遊覧船に乗船します。
こちらも松江・出雲ミニぐるりんパスで乗船ができてしまいます。
堀川めぐりとしまねっこの顔はめパネルです。
堀川遊覧船の値段は大人個人で1500円なのでこれに乗るだけで松江・出雲ミニぐるりんパスの1/3元をとることができます。
切符の特典でなければおそらく乗ることはなかったので貴重な体験ができそうです。
受付を済ませていよいよ乗船
屋形船がお出迎えしてくれました。
冬限定で船にこたつがあります。
豆炭を使ったものらしいです。
まったりしながら堀川めぐりができそうです。
乗船場を出発 はじめは私、筆者ゆうひと船頭さんの1対1でした。
客は私だけなんで「前のほうに行きな!」と言われ堂々と前に座りました。
堀自体は幅がせまく、船が1隻通れるくらいです。
千堂さん曰く、元々こんな狭かったわけではなく広々とした堀だったらしく
埋め立てによって狭くなったみたいです。
屋根付きの船ですが、途中 橋の高さがめちゃくちゃ低い場所が4か所あり、
そこを通るためには屋根を折りたたんで進んでいきます。
顔をこたつのあるテーブルにつけないと頭をぶつけるくらい屋根が下がります。
船頭さんの粋な計らいで屋根が下がるときに「頭が高い!首を垂れいぃ!」と掛け声をさせてくれます笑
松江城は国宝でありながら石垣が1周なく3割ほどしか城の周りを囲っていないらしいです。
その代わりとして鬱蒼とした木々が松江城を取り囲んでいます、
乗船場は3か所あり、乗船場ごとに降りて観光するのも良し、そのまま一周するのも良しといった感じです。
松江・出雲ミニぐるりんパスを持っているとあまり関係ないですが、チケットは当日であれば何度も乗り降りができるみたいなのでゆっくりと観光しながら移動の足に遊覧船を使うってのもよさそうですね。
切符は3日間有効なのでこの堀川めぐりもマックス3日間乗船することができると思います。通常だと値段は1500円×3で4,500円になります。
これだけで元がとれますね笑 (そんな使い方をした人はいるのだろうか)
1時間弱は乗っていました。
なかなかこういうガッツリとした観光なことやらないので新鮮で楽しかったです。
足立美術館
足立美術館は島根の有名な美術館です。
この美術館 入館料がべらぼうに高く大人で2,300円かかります。
こちらの美術館も切符を持っていると入場料無料になります。
4,500円のうち2,300円と半分以上の元がとれてしまうので
松江・出雲ミニぐるりんパスを購入したのなら必ず行っておきたい場所です。
足立美術館の最寄り駅は島根県の東端の安来駅です。
安来駅から無料シャトルバスに乗り込みます。
こちらは切符をもっていようといまいと無料です。
安来駅から20分で足立美術館に到着
足立美術館の創設者 足立全康氏の銅像です。
足立美術館 自慢の日本庭園です。
イメージ的にはだだっ広い庭園を歩いて回れると思ったのですが、
庭園内は歩くことはできず見るだけになります。
足立美術館は庭園の撮影はOKですが、そのほかの展示品は撮影禁止なので
展示品を見てみたい方は実際に足を運んで観に行ってください。
訪問した時はちょうど大雪が降った後だったので冬の庭園の景色を見ることができました。
訪れる季節によって庭園の印象が異なるみたいなのでそれがこの美術館を何度もリピートさせる要因にもなっているようです。
交通機関や入場料が無料ではないけど行ける場所
次に松江・出雲ミニぐるりんパスで現地までの移動や入場料無料といった特典はないけど少し足を伸ばせば行ける場所を紹介します。
玉造温泉
玉造温泉は松江と出雲の合間にある温泉街です。
バスで行くことができますが松江・出雲ミニぐるりんパスではフリーエリアの範囲外です。
玉造温泉駅から玉造温泉街まで1.6kmあります。
歩いて行ける距離なので歩いて行きます。
湯薬師広場たらい湯
玉造温泉の街並み
玉造温泉の足湯 岩の向こう側は川です。
米子・皆生温泉
鳥取2番目の街である米子は松江・出雲ミニぐるりんパスの東端になります。
米子城跡に来ました。駅から少々離れています。
城跡の頂上に登ると米子市を一望できます。 反対側は中海も望むことができます。
山陰屈指の名湯の皆生温泉です。 米子駅からバスで300円です。
皆生温泉のビーチ
皆生海浜公園内にある足湯
松江・出雲ミニぐるりんパスとは全く関係ないですが
鳥取のご当地スーパーまるごうで白バラ牛乳シリーズを購入しました。
石見銀山
松江・出雲ミニくるりんバスで行ける一番西は石見銀山になります。
石見銀山は太田市からのバスも有効範囲になっています。
米子から大田市まで特急使った値段は3220円で
大田市から石見銀山の街並みがある最寄りのバス停まで650円前後ですので、
どこにも立ち寄らず石見銀山だけ行くという場合でも簡単に元を取ることはできます。
ただし出雲市~大田市は特急やくもが走っていませんので特急や普通列車の本数が少なくて
大田市駅まで行きづらいのと現地で入場料などの特典はありませんので予め注意してください。
3日間十分お得に周遊できる切符です!
松江・出雲ミニぐるりんパスの魅力は伝わったでしょうか?
この切符は有効期限が3日間もあるので米子や島根を堪能するのに十分な日数があります。
そして有名な観光地は入場料無料なので旅費の大幅な節約にこの切符は貢献してくれます。実際切符代意外に使ったのが宿代と食費くらいでした。
新幹線&やくも早得3との組み合わせが鬼に金棒なので
山陰以外でこういった切符発売してくれないかなぁと切に願っています。
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