大間産のマグロ
かなりでっかいモニュメントでした。 実寸大だろうか?
大間崎の有名なマグロのモニュメント
大間産のマグロは
大間崎の近くにある海峡の店 マグロ屋というお店で食べます。
お店の前の看板によるとまぐろの切り落とし定食が普段 1,980円のところ1,320円となっていました。
値引きとは運が良い!そして函館のマグロ丼の半額ですのでなおさらお得感がマシマシに感じます。
迷うことなくまぐろの切り落とし定食を注文しました。
これがかの有名な大間のマグロ…!
大間のマグロの食感はこんな感じでした。
赤身
・身は固め
・歯ごたえがしっかりしている
トロ
・噛んだ瞬間にトロがとけた
・やわっこい
・脂がのっているので赤身と比べると後味が良く美味しい
個人的には赤身よりトロがとても美味しいと思いました。
トロはよく口の中で溶けるぅ〜と言われますが
まさにその通りで口に入れた瞬間、すぐさま消えるくらい柔らかいです。
すぐに消えますが脂がのっているのでマグロを食べた! という実感があります。
トロだけ大量に食べたい!(高級な部位ですからね)
一方、赤身はしっかりとした食べ応えがあってスーパーで販売されているものとは一味違った味でした。
ただ個人的にはトロよりかは大量に食べなくて良いかな…というのが正直な感想です。
大間産のマグロを証明するステッカーが大量に貼られていました。
そして339キロのマグロが水揚げされた写真がありました。
横にいる子供の2.5倍くらいあるぞ!このマグロ!
大間産のマグロと戸井産のマグロはどう違ってどっちが美味しいのか…
ひとつ読者の皆様に謝らなければならないことがあります。
実は函館で食べた戸井産と思われたマグロは
実は大間産だったのです。
この事実を知ったのはマグロ丼が来てから食べ始めようと思った時で他に同じ戸井産のマグロ目当てで食べに来たお客さんが
「これは戸井産のマグロ丼ですか?」と尋ねていたところ
「ごめんなさい 今日のは戸井のではなくて大間なんですぅ」と答えたので
筆者ゆうひの中で衝撃が走りました。
その事実がすんなりと受け入れられなかったので店員さんを呼び止めて
ゆうひ
えっと…これは戸井産じゃないんですか?
メニューには戸井産って書いてあったんですけど…
「戸井のが出るときもあるんですけど戸井のは在庫切れで大間のを使ってるんですぅ」
と答えてくれました。
改めて思い返すとメニューには大間産・戸井産のマグロ丼 みたいなメニュー名だった気がします。(うろ覚え)
あれは大間産が戸井産かを選べるもんだと思っていたのですがメニューを注文する際にそんな選択を問われたことはなかったです。
店員さんの言うとおり大間のマグロが提供されたり、戸井のマグロが提供されたりと日によって異なるみたいです。
この事実を知ったとき、
ゆうひ
本当の戸井のマグロを食べなきゃ
大間産との違いが分からないじゃないか!
裏を返すと大間産と戸井産が同じメニューで提供されるということは
両者に大きな差はないと証明しているような気がしました。
さらに大間産と戸井産のマグロの何が違うのか店員さんに尋ねることにしました。
大間産と戸井産のマグロは同じ津軽海峡のマグロで水揚げされた場所とマグロの締め方が異なるみたいでした。
水揚げされた場所は冒頭での推測通り、
本州側で水揚げされたマグロを大間産、
北海道側で水揚げされたマグロを戸井産と便宜上分けているみたいです。
締め方については大間産は一本釣りした後に
すぐに後処理を行うのに対して、
戸井産は戸井活〆と呼ばれる10〜20分以内に血抜き・氷水付けにする締め方を行っていると
答えてくれました。
大間産の方が戸井産よりもブランドが高いと思っていましたが
実際は夏場など特定の季節だと戸井産のマグロの方が高値がつくこともあるようです。
なので戸井のマグロは大間のマグロより安価であると勘違いをしていましたがどちらも高級品ということが分かりました。
また大間ではまぐろの切り落とし定食が通常よりも安価に食べられました。
推測ですが大間で地産地消しているので輸送コストなどがかからずに安価に食べられたのではないかなと思います。
築地だとめちゃくちゃ高くなる… (2019年撮影)
今回、食べ比べとはいきませんでしたが
海鮮は死にたてをいかに食べるかが鮮度に関わってくるので、
現地で海鮮を食べられるなら現地で食べた方が輸送コストや保存コストがかからず
安く食べられるかもしれないということを学びました。
今回はマグロでしたが同じものだけど海峡を隔てたら違う名前の海鮮を食べ比べしたいなと思います。
ゆうひ
松前産のマグロも同じかどうか検証してみたいですね
訪問日
2023/4/23 函館・鮪斗
2023/4/24 大間
コメント