【グルメ、観光地、温泉なんでもあるぞ】函館観光をおすすめする理由と観光で注意すべきこと

旅のノウハウ

北海道で行ったことがある場所と言えば、札幌、小樽に続いて函館が多いと思います。

函館は初めて北海道に旅行した時に最初に訪れた場所ですし、北海道に行く度に訪れているような気もしなくないです。

全国至る場所を旅してきましたが函館はかなり旅の満足度が高い観光地だと個人的思います。

旅先で函館をおすすめする理由と函館観光で注意しておくべき点を今までの経験を踏まえてご紹介したいと思います。

函館観光をおすすめする理由

街がコンパクトなので観光がしやすい

道外の人が考える1泊2日の旅行プランというものがありますが

新千歳空港→帯広→知床→旭川→札幌→小樽→函館
をたった1泊2日で巡るという旅行プランがありますが


とんでもない!
北海道の距離感が分かってない!


現実的には2泊3日くらいで札幌と函館の2ヶ所を周遊するのが限界です。

筆者ゆうひみたいな鉄道、バス、飛行機 大好きで移動も全然苦じゃない、むしろそれを目的にしてる!という交通オタクじゃない限り大移動は避けて
札幌は札幌、函館は函館と大移動はせずに1ヶ所に絞った方がより楽しめます。


函館は半径10km以内に観光地や港、住宅地がコンパクトにまとまってる街で大きな移動をしないで観光ができます。

車を使用しなくても路面電車やバスで十分に移動して観光することができます。(本数はやや少ないのは目をつむりましょう)

若干、値段は高いですが電動レンタサイクルのはこりん♪を利用するのもアリです。
むしろ函館は自転車移動が適しているのでは?と思うほどコンパクトにまとまっています。

自動車で移動するには物足りなすぎるし、路面電車やバスで移動するには痒いところに手が届かない感があるのが函館の街です。

色々なところに縦横無尽に小回りを利かせてスイスイいけるのが自転車のメリットですので、はこりんを利用すれば函館マスターになれます。(多分(笑))

鉄道やバスの公共交通機関を利用するなら
はこだて旅するパスポートという神きっぷが存在します。

この切符は1日間用と2日間用があります。
1日間用は2,690円と割高ですが、2日間用は3,650円と1日当たりの価格が800円くらい安くなってしまいます。

利用できるのはJR、函館バス、函館市電、道南いさりび鉄道などほぼ函館の交通を網羅できます。

JRの利用できる範囲も森駅から南なので大沼公園や鹿部にも行くことができちゃうので、下手に函館バスや市電の1日乗車券でケチるより、移動や値段の安さで効果的になります。

1日目は函館をまんべんなく観光して
2日目は少し足をのばして大沼公園に行って沼を眺めて大沼だんごを食べるっていうのもプランがあって良いと思います。
東京から飛行機でも新幹線でも行ける


函館は東京から飛行機からでも新幹線からでもあまり料金差も時間差もなく行くことができます。

時間
飛行機(羽田→函館) 1時間20分
新幹線(東京→新函館北斗) 最速 3時間57分

料金
飛行機 15,000円~25,000円で変動
新幹線 定価 23,430円
時間面では飛行機では80分で行けてしまいます。


さらに函館空港は割と市街地の近くにあり、空港から中心地(函館駅)まで20分ほどで行くことができます。


逆に新幹線で行くと4時間ほどでかかりますが、新函館北斗駅は函館の北側にあり大沼公園などに行くときに便利です。

4時間の壁を切っているので新幹線を利用する人もそこそこいてもおかしくないですが、飛行機:新幹線 7:3で飛行機のほうが利用者が多いようです。

飛行機のシェアが大きい理由としては運賃の安さによるものだと思いまして
飛行機は早く予約すればするだけ運賃が安くなりますし、マイルも貯めることができちゃうので他の場所に移動するときにマイルをあてがうことができます。

一方、新幹線はえきねっとトクだ値で25%OFFなどと銘打っていますが、
最近のえきねっとトクだ値は座席が本当にあるのか?疑わしいほどすぐ満席になってしまう悪名高いサービスになり果ててしまったので安く移動することが難しいです。えきねっとで予約したとしてもJR東日本管内でしか使えないJREポイントが付与されるのでポイントの使い道が限られてしまいます。

新幹線 たけぇし函館市街行くのにも時間かかるんだったら意味ねぇじゃん!
と言いたくなりますが


びゅうダイナミックレールパックを利用すると
往復の新幹線代とホテルがついて4万円弱で函館に行けてしまいます。


実際に筆者ゆうひもダイナミックレールパックを利用して往復新幹線で移動してちょっと良いホテルで函館を観光しました。

なので色々なサービスを駆使すれば函館は、飛行機でも行けますし、新幹線でも行ける便利な観光地です。

ローカルフードが美味しい!

ただでさえ北海道のグルメは美味しいのに函館には
ラッキーピエロハセガワストアという函館を代表するローカルフードが存在します。


北海道と言えばセイコーマートですが実はセイコーマートって埼玉県や茨城県に行けばあるんですよね(それでも北海道の代表格はゆるぎないです。)




ですがラッキーピエロとハセガワストアは本当に函館にしかお店がないです。

現地に行かないと食べられない代物となっていて貴重な上にラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガーやハセガワストアの焼き鳥弁当は非常に美味しいです。


ラッキーピエロはバーガー意外にオムライスとかカレーなどの色々な種類のメニューがあります。 ラッキーピエロのメニュー

ハセガワストアの焼き鳥弁当はタレの種類が4種類あるので1度だけ食べるのはもったいなさすぎます。焼き鳥弁当のメニューはこちら

グルメ目的で函館観光しても十分に満足できるほどグルメが充実していて2泊3日で函館のグルメを堪能しましたがそれでもあぁあそこも食べたかったな…と思うほど函館には美味しいものがたくさんあります。

とりあえずラッキーピエロの全メニューとハセガワストアの焼き鳥弁当の全種類を食べてみたいですね(コンプ厨)

グルメ、温泉、景色となんでも揃っている

函館にはグルメ・温泉・景色と旅行する上でおさえておきたいコンテンツが揃っています。


グルメは前項で紹介しましたラッキーピエロ、ハセガワストアに加えて濃厚なソフトクリームやカルフォルニアベイビーのシスコライスなどがあります。

また港町ということもあり、海鮮も安くて美味しく食べられます。

マグロと言えば津軽海峡を挟んで青森県の大間が有名ですが実は函館も同じ津軽海峡から捕れたマグロを食べることができます。


函館旅行のとき何を食べるかは非常に悩ましいので事前に決めておくことをおすすめいたします。

温泉は主に湯の川温泉谷地頭温泉が市街にあります。

湯の川温泉は宿泊
谷地頭温泉は日帰り
が適していると思います。

湯の川温泉は日本一空港に近い温泉街と銘打ってるほど交通アクセスはよく湯の川温泉から市電で市街に移動することができます。

宿泊施設が軒を連ねていますが施設によっては日帰り温泉も営業しています。


函館市熱帯植物園のサル山
冬季限定で温泉に入浴するお猿さんが見られます。





コーヒールームきくちのモカソフト




谷地頭温泉は宿泊施設がある訳ではなく、谷地頭に温泉施設があって安価に入浴することができます。

谷地頭温泉も函館市電の終点の谷地頭から歩いて5分未満のところにありますのでアクセスは良好で

入浴料が430円と一般的な銭湯の価格ですが
侮ることなかれ

谷地頭温泉は430円で素敵な体験が沢山できてしまうのです。

谷地頭温泉には高温・中温・気泡風呂の3つの浴槽があるのに加えて露天風呂やサウナ・水風呂もあるのでかなりコスパの良い温泉です。

さらには休憩スペースもあるので
居座ろうと思えばいくらでも居座れちゃいます。

ただ430円というのは入浴だけの値段であり髪とか体を洗いたい場合は個別に持ってくるか、追加で500円支払う必要があるので綺麗好きの方には割高に感じるかもしれません。


最後の景色ですが函館は港町でありながら港の近くに函館山がありますので海の景色も山の景色も堪能することができてしまいます。


立待岬
函館市電 谷地頭電停から歩いて1kmほどにある岬
天気が良ければ対岸の下北半島が見えます。


立待岬から観る函館市街




函館と言えば夜景で函館山から函館の街を見下ろすのが有名ですが、

裏夜景と呼ばれる城岱高原から函館市街と函館山を望むスポットがあるようです。

こちらは公共交通機関では行けないのと展望台までの道が冬季通行止め(10月下旬から4月まで)となっているので函館山の夜景よりレアな夜景になります。

 

函館は公共交通機関の移動が他の街に比べるとちょっと不便だなぁと感じることがあります。


JRだと函館線と五稜郭から道南いさりび鉄道の鉄路が存在していますが、
函館はコンパクトな街ですのでJRでの函館市内の移動にはあまり適していません。

路線バスですが、バスの本数が中心部でも1系統で1時間に2本程度くらいしかないようです。

あと系統が43系統、43B系統、43A系統、43E系統、43F系統
数字+アルファベットでラベリングされていて何か分かりにくくなっています。

43Aと43Eって何が違うの?
→ 調べてみましたが分かりませんでした(トレンドブログ風に笑)

時刻表を見る限りだと同じっぽいですが…

地元の人ですら函館バスの路線図は複雑で分かりにくいらしいです。


函館バスの時刻表はこのように系統ごちゃまぜで表示しています。
函館駅前はのりばごとに時刻表を掲載しているようです。
(正直、見にくい…)


参考までに京王バスの時刻表を載せておきます。

夜景を売りにしている街なのに、終バスが20時台(一部21時台がありますが)とかなり早い時間にバスがなくなってしまいます。


その反面 函館観光の移動に重宝したのが函館市電です

市電は五稜郭公園・湯の川方面、函館どつく前・谷地頭方面と非常にわかりやすいです。

運行本数もバスに比べて多く設定されているので、利便性が良いです。

市電で目的地に行くには市電電停から多少歩く必要がありそうです。

適した気温の時期が5月~10月半ばと短い


函館というよりかは北海道とか青森の北にある地域に共通することだと思いますが、1年のうち暖かい日よりも寒い日が多いんですよね

1年のうち観光シーズンと呼ばれているのが5月から10月中旬までと半年もありません。

それ以外は冬季シーズンとなり、場所によっては閉鎖されてしまいます。

行きたかったあの場所が行けなかった…ということを避けるにはオンシーズンに行くか事前にリサーチするしかありません。

そして函館は本州に近いですがやはり北の大地 北海道に位置していますから冬の間は寒さが厳しいです。
なんなら4月下旬でも寒すぎるくらいで、本州ではYシャツ1枚で過ごせそうになってるなか函館含む北海道はダウンジャケットを着ないとやってられません。

4月は雪は積もってないけど寒いという厄介な時期です。
4月に函館観光をしましたが関東で言う2月下旬から3月上旬くらいの寒さでしたので厚着が必要だと感じました。

GW辺りにならないと気温的に函館観光は厳しいですね

4月とか10月はオフシーズンなので旅行代金が安かったりもします。

ラッキーピエロ 土日祝は混雑する

ラッキーピエロは函館にしかないので、土日祝では観光客がごった返しており、行列をなしています。

ただいま○分待ちです。
というテーマパークや遊園地で観る待ち時間表示がラッキーピエロで見られます。


峠下総本店メリーゴーランドや財運の椅子というでっけぇ椅子があるからテーマパークと言っても過言ではないですけど(笑)

ラッキーピエロを並んでまで食べたいという気持ちは痛いほど分かりますが、貴重な旅行の時間を行列に並ぶということには使いたくありませんよね

ラッキーピエロは函館周辺に17店舗ありますがどこもかしこも常に行列をなしてはいません。

ラッキーピエロの中でも混雑する店舗と混雑しない店舗があります。

混雑している店舗と比較的空いている店舗は以下の通りです。

混雑している店舗 峠下総本店
五稜郭公園店
昭和店
ベイエリア店




比較的空いている店舗 戸倉店
松蔭店
本町店


混雑している店舗の特徴は観光地に近いところです。
函館の港町や五稜郭を観光したついでにラッキーピエロ食べるか!って観光客の皆さんは考えるのでこれらの観光地に近いラッキーピエロは混雑する傾向にあります。

峠下総本店は観光地に近いという訳では無いですがラッキーピエロの総本店という
ブランドもあって豪華な内装に観光客の皆さんは惹かれるようです。
そして国道沿いにありますので、函館から北海道の別の地へ移動するときに
最後にラッキーピエロ食べとくか!となるようです。
駐車場も200台駐車できるスペースがありますので自動車でアクセスがしやすいです。

一方、比較的空いている店舗は観光地から遠く、住宅地の中にひっそりとあるのが特徴です。

(本町店は五稜郭公園店に近いのであまり人が来ないラッキーピエロ公認の穴場店となっています。)
そういうところのラッキーピエロはほとんど待たずに席につくことができます。

少々アクセスしにくかったり駐車場が狭かったりしますが並ぶ時間が惜しいなら穴場のラッキーピエロを狙ってみてください。

またラッキービエロは場所によっては夜遅くまで営業していますのでお昼どきではなく、夕方だったり夜遅くなど時間をずらして来店するのも得策です。



函館は旅行しがいがある街なので函館だけ観光するのも面白いです。
あなたなりの函館観光を楽しんでください。

ゆうひ
ゆうひ

裏夜景を見てみたいです

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