三重県って東海地方なのか近畿地方なのかよく分からない位置にありますよね(新潟みたいな立ち位置)
行ったことあるけどあんまり観光したことない県だったので純粋に楽しみにしていました。
今回同行者である友人も三重県が初だったので初心の気持ちで実を観光してきました(笑)
渥美半島を通って三重へ
三重へと至るルートは主に二つあります
・名古屋を経由して迂回する形で向かうルート
・渥美半島、伊勢湾通るルート
今回は後者の渥美半島、伊勢湾を通るルートを選択しました。
渥美半島と伊勢湾を突っ切る形で伊勢へと向かいます。
所要時間で考えるとどちらも大きく変わらないのですがより旅情を楽しめるのはこちらの渥美半島ルートではないかと思います。
新豊橋駅で豊橋・鳥羽割引きっぷを購入
このきっぷ一枚で電車、バス、フェリーを乗り継いで三重県・鳥羽へと行けちゃいます。
伊勢湾フェリーの特別室の割引券もついちゃっています。
2日間有効なのでのんびりと渥美半島を観光しながら鳥羽へと向かうというプランもいいかもしれませんね
伊良湖まではバス1本で向かうルートか電車とバスを乗り継いで向かうルートを選択できます。
豊橋鉄道でゆらりと揺られる
鉄道の終点三河田原駅 当初の計画では伊良湖岬まで延びる予定だったみたいです。
バスに乗り換え
三河田原駅からさらに1時間バスに揺られて移動します。遠い…
菜の花がきれい 渥美半島を代表する花でもあるみたいです。
伊良湖岬フェリーターミナルに到着
伊良湖岬灯台 天気はあまりよろしくなかったです。
伊良湖岬フェリーターミナルは乗船口がないため自動車通路の脇にある歩行者通路から乗船します。
伊良湖から鳥羽まで約1時間の船旅です。
たかが1時間されど1時間でフェリーの1時間で長く感じちゃいますね
そしてこの日は時化で船がよく揺れていました。
この旅の前日に友人との待ち合わせをしてたのですが友人が急な予定が入ってしまい、合流したのが23時前でした。就寝したのも遅く寝不足でした。
そしてさらに追い打ちをかけるように朝から何も食べていないので空腹状態が続いており、睡眠不足と空腹でさらに酔いを加速させてしまいました。
体調の条件や時化のせいではありますがここまで酔うとは予想だにしませんでした。
将来的に小笠原諸島へ行くことを考えているので船に強くなければいけないのです。
答志島 東西に細長い島で航路の1/4でこの島を眺めることができます。
鳥羽の真珠島が見えてきました。
フェリーターミナルの最寄り駅は鳥羽駅ではなく隣の中之郷駅になります。鳥羽水族館も中之郷駅のほうが近いです。
生簀に伊勢エビが! でかい‼ 食いたい!
観光スポット
伊勢神宮・内宮
伊勢神宮といっても一箇所にどんと神社が構えてるのではなく内宮と外宮の2箇所に分かれています。
内宮と外宮のそれぞれ距離があり自家用車がない人はバスで移動するのがベストだと思います。
外宮はJR・近鉄の伊勢市駅からそこそこ近いですが内宮は最寄り駅の五十鈴川駅から離れているのでご注意を。
お伊勢まいりの基本的な順番としては外宮から内宮に向かうのが習わしと言われていますが、今回は鳥羽から近い内宮から外宮の順で参拝して行こうと思います。
内宮の宇治橋鳥居前
天気は生憎の雨でした。 それでも参拝客が多くさすが日本有数の神宮だと実感しました。
五十鈴川にかかる宇治橋
橋を渡ると厳かな空気感になります。
二の鳥居 鳥居をくぐる際は一度例をしてからくぐるのがマナーです。
参拝する前にお手々を清めます。
正宮
お参りするためだけの神聖な場所であるので写真撮影ができるのはこの石段の下までになります。
伊勢神宮の参拝はお願い事をするのではなく神様への感謝の気持ちを込めるみたいです。
他の神社とは違ったマナーが多いですね
厳かな雰囲気が漂う杉林
御池
雨のせいかより池がより神秘的に見えてきます。
おかげ横丁
かつてお蔭参りでにぎわった江戸時代末期から明治時代初期の町並みを再現した場所で食べ歩きスポットとして有名です。
三重県の有名なお土産の赤福の本店があるのもこのおかげ横丁です。
ということで思い切り食べ歩きするぞぉ!
志摩の名産品の真珠が購入できるガチャポン
1回回すのに1000円みたいです。 千円札には対応していなく500円玉2枚で回すみたいです。
ハニポテ(480円) 観光地価格なので安くはありません。
一人で食べるには量が多いのですが二人でシェアするとちょうど良い量です。
雨が降っていると食べ歩きがしにくくてしょうがありません…
晴れた日だとまた違った印象を持つかもしれませんね
豚捨は松阪牛ではなく伊勢肉を使用した和牛の老舗です。
お肉は高級な買い物になってしまいますので牛串を購入しました。
ちなみに外宮の参道にもあります。
そして見つけた瞬間食べたいと思ったのが「伊勢プリンの達人」のプリントーストです。
プリントーストは500円でこちらも一人で食べるには少々ボリュームがある量です。おそらく一人でおかげ横丁に行ってたら買わなかったものです。友人 同行してくれてありがとう!
肝心のお味のほうはフレンチトーストをプリンで濃厚たっぷりと浸した味で朝食にこれが出てくるとその日の朝は最高な気分になってしまうほど美味でした!
お豆腐ソフト お子様サイズ
あっさりした後味が特徴のソフトクリームでした。お子様サイズですが大人が頼んでも大丈夫です(笑)
あかげ横丁 食べ歩きがしにくかったものの雨でも十分楽しめるところでした! 今度は晴れた日にリベンジですね!
伊勢神宮・外宮
外宮にやってきました。
こちらは伊勢市駅から徒歩でアクセスできます。
雨の中、歩き続けているのでもうぐったりです。
勾玉池
池の上にある舞台は「奉納舞台」というらしく祭典のときに使われるみたいです。
外宮の第一鳥居
外宮の正宮 豊受大神宮(とようけだいじんぐう)
内宮と同じく鳥居より内側は写真撮影禁止です。
もう少し早い時間に着いていたら奥の方へと行けたようでした。
これは晴天の日に改めて参拝するしかなさそうですね
もう夕方で正規参拝ルートと逆に参拝したためかほとんど人気がありませんでした。次回も参拝するなら習わしに従って行きましょうか
二見浦
二見浦は夫婦様への表参道として栄えた地域で伊勢志摩国立公園に属しています。JR参宮線 二見浦駅から歩いて行くこともできます。
海岸沿いを歩き二見興玉神社へと向かう
二見興玉神社へ到着
遠目から夫婦岩を発見!
夫婦岩と親子カエルのモニュメント カエルに無事に帰るだったり貸したものが還るなど様々なカエルをかけたゲン担ぎになっています。
一体どっちが夫でどっちが妻なんでしょうかね?
このしめ縄がいつ取り付けられたのかは定かではないですが江戸時代頃からあると確認されています。
参拝の順としてはこの二見興玉神社で禊を行って外宮・内宮へと参拝するみたいなので完全にそのルートと真逆を我々は行ってしまったのです。
二見興玉神社は内宮・外宮よりも東にあります。
昔は航路なんてなかったでしょうから参拝者はわざわざ二見浦まで来て身を清めて伊勢へお参りに行ったんですね
志摩・横山展望台
続いて志摩方面へ移動
志摩も志摩スペイン村だったり志摩地中海村だったりと見どころが多くある場所ですがどうしても行っておきたいところが一か所ありました。
それは横山展望台です。この展望台は天空カフェテラスと呼ばれておりいかにも映え映えなデッキから英虞湾を眺望できる素晴らしいスポットなのです。
るるぶを見たときからこれは是非とも行きたい!ということで行ってきました!
横山展望台へのアクセスは
車が一番手っ取り早いですが車なしの場合ですとバス路線がないため鵜方駅の観光協会で自転車を借りてアクセスすることになります。
ちなみに鵜方駅観光協会のレンタサイクルですが、電動自転車で3時間1000円と正直言って割高な値段です。
しかし一人旅だったり二人での旅だったら車を借りるよりレンタサイクルにしたほうが安上がりですので展望台の料金として割り切ります。(横山展望台は無料なので)
横山展望台アクセスするには2 km ほどの登り坂を登らなければいけないので歩いて行くには難しい立地です。電動自転車ならスイスイと疲れることなくこいで行けるので二人以下ですとやはりレンタルサイクル一択でしょう。
ビジターハウスに到着
この先、駐車場に続く道路があるのですが自転車はこれ以上先に進めないと警備員のおじさんに怒られてしまいましたので仕方なく自転車を止めてここから展望台へと目指します。
たまたま訪問した日にそうだったのか分かりませんが展望台まで行くスロープで蜂がブンブンと飛んでいてちょっとおっかなかったです。
展望台まで続く上りのスロープを上り切り景色を観てみると
うほぉ!これは写真で見る以上に素晴らしい景色だ!
もし日本四景だったらここが選ばれそうな眺望です。
いままで見えていなかった英虞湾が突然と広がり思わずテンションが上がってしまいました。
テンションがあがった筆者ゆうひ 友人にポーズを撮影してもらう
友人 僕が何やっているのかわからなくて?マーク浮かべてましたけど(笑)
他の展望台からもパシャリ
日本だけど外国にいるような眺望が見れるのが志摩の特徴だとも言えます。
ちなみにここからの帰り道非常に迷いやすいです。
こっちだ!と自分の勘を信じて突き進むと迷ってしまいました…(笑)
なんだかビジターハウスまで戻ってこれましたが地図をよく確認してから帰るようにしてください
伊勢グルメ
てこね寿司
三重県の郷土料理にかつおのてこね寿司があります。
お店で食べると高くつくのでご当地スーパーのぎゅーとらで販売していたてこね寿司を購入しちゃいました(笑)
ついでに伊勢エビせんべいも購入しました。
しょうがのアクセントの利いたカツオのお寿司でした!
ちらしの風味は正直苦手ですがこれはサクサクと食べることができました。
丸のウァン・まる天
JR参宮線の二見浦駅から徒歩3分のところにある豚まん屋です。
この丸のウァンは魚肉練り製品販売店のまる天の中華部門として立ち上がったお店です。
なので二見浦本店ではまる天と丸のウァンの二つが併設されています。
豚まん(210円) もちろんからしもついております!
大阪にある551蓬莱の豚まんに匹敵するほどの豚まんでした。
ここの丸のウァンのあんまんも非常に有名なものなので再訪問して食べたいですね
丸のウォンに併設されているまる天でついでに買ったチーズ棒(350円)
画像では伝わりにくいと思いますが大きくてどっしりとしています。
ちなみにまる天 三重が本拠地ですが東京の巣鴨などにお店があります。
伊勢うどん
外宮近くにあるいそべやで伊勢うどんを実食!
黒くて濃厚なつゆを、太い麺に絡めて食べるので一般的なうどんよりかは油そばに食べ方が近いです。油そば好きなので当然このつゆに絡めて食べる伊勢うどんにもハマりました!
1週間くらい伊勢うどんが出ても余裕なくらい好きな味でしたね
スーパーでうどんとタレを買いたかったです。
伊勢志摩は観光地がほかのところと比べて密集しているので1泊2日の観光にはちょうど良いところかもしれません。
またグルメも充実しているのでまた来たい!と思わせるいいところでしたね
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